荒川マラソン前日受付
2009年 03月 14日
家を出る頃は、パラパラと感じないほどの霧雨だったが、大ぶりのしっかりした傘を持って行くことにした。
目黒から都営三田線にひたすら乗って、蓮根の駅で降りた。
家を出た時に比べてかなり雨足が強まっていた。蓮根の駅から会場までは約15分位だろうか?とにかく歩く歩く、ひたすら歩く。
疲れてきたなと思う頃、ようやく荒川の土手が見えてきた。
何故か荒川に近づくにつれ、風が強まってきた。(嫌な予感)
やはり荒川は風の川だ。
2006年の荒川の強風は、今でも参加したランナー達の語り草になるほど酷いものだった。
なにしろ女性トップランナーが強風に吹き飛ばされ土手の上から転げ落ち、仮設トイレも吹き飛ばされるという、それはそれは凄まじい惨状で、後にも先にも、あんなレースを経験した事がない。そんな荒川の思い出に浸りながら、土手の上にたどり着いたその瞬間・・・凄まじい強風が吹き荒れた!!
傘が一瞬のうちにひっくり返り、変な方向から風が入ったために、傘の骨はねじ曲がり、頑丈な傘がボロボロになってしまった。
一度に4、5本の骨が折れ、さし続ける事ができなくなった。
まるでコントだ。
這々の体で受付を済ませ帰途につく。
帰り道、傘をささずに濡れネズミで歩く私にすれ違う人たちの視線が突き刺さる。
コートはずぶ濡れ、髪の毛はプールから上がってきたみたいに滴が滴り落ちている。
駅に着き、受付で引き換えたばかりの参加賞のTシャツで頭を拭いた。
初めて参加賞のTシャツが役に立った。
自宅最寄り駅に着いて改札を抜けると雨はすっかり上がっていた。
怒りがフツフツと湧いてきた。
ざけんなよっ(`□´メ)
荒川のやつ、なめた真似をしやがって!
喧嘩上等!
てやんでえ!売られた喧嘩、買ってやろうじゃねぇか!
覚えてろ荒川っ!
明日は首を洗って待ってろよ!
by Ricophoo | 2009-03-14 14:38