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第11回歴史街道丹後100キロウルトラマラソン その1

懸賞 2011年 09月 23日 懸賞

9月18日に第11回2011歴史街道丹後100キロウルトラマラソンに参加してきました。

今回は一緒に走る仲間の参加はなく、完全な一人きりでの参加になります。当然甘えや泣き言は許されない、自分と言う人間と正面から向き合ういい機会になります。とにかく知り合いも無く、行ったことも、見たことも無い、丹後という土地でのウルトラマラソン、不安がないといったら嘘になりますが、50歳を目前に自分がどこまで一人で頑張れるのか、自分への挑戦と位置づけて走るつもりです。

9月17日、8時の新幹線で新横浜から京都へ向いました。
静岡を過ぎたあたりで厚い雲が立ち込め、横殴りの雨も降っていましたが、京都へ着くころは雨もなく、東京と変わらないくらいの蒸し暑さでした。
京都駅で直ぐにお弁当を買い、ツアーバスの発着所を探しました。

ツアーバスばかりの発着所でトップツアーの係員の方を見つけるのは至難の業。案内の幟なども無く、不安になり、あたりを見回すと、明らかに観光ファッションではない方達の姿がチラホラ。「もしかしたらウルトラの方ですか?」と尋ねると笑顔で「去年もこの辺で待っていたら、係りの人が来たからココで待っていれば大丈夫だよ」とおっしゃって下さいました。

待機中、年配の男性ランナーの方や、長野から来たというMさんGさんという女性2人組の方たちと意気投合。
登山の話や今まで参加したマラソンなどのお話をして過ごしました。

しばらくすると係りの人が来て、MさんGさんとは離れ離れ。私は1号車に乗り込みました。

まだ発車前でしたが、おなかが減ってバスに乗ると車酔いしてしまうので、お弁当をいつ食べようかと考えていたところ、隣に座った男性が、おもむろにお弁当を食べ始めたので、私も負けじと食べ始めました。まるで争うように弁当を食べ終わった後、互いの食べっぷりを労うように「どちらからの参加ですか?」と尋ねたところ「練馬区から」だというので話が繋がり、更に話していくと同い年だと言うことが分かり、これまた意気投合。
男性はSさんとおっしゃる佐藤浩一似のちょっといい男。走歴はまだ2年弱ということですが、私とのタイムも近く、練習方法や参加大会などの話で、会場のある網野までの約4時間大いに盛り上がりました。

Sさんは去年も丹後を走られたそうですが、56キロ地点で故障して、涙を飲んで棄権されたそうです。今年はそのリベンジで臨まれるそうです。
バスを降りる前、お互いの完走を誓い合い、受付会場入りしました。

受付会場では各地からのツアーバスが続々と到着し、すごい賑わいでした。
受付を終え、ゼッケンとチップを受け取りました。
袋の中には参加Tシャツ、「丹後のおいしいコシヒカリ」という3合入りのお米、「塩熱サプリ」という電解質をすぐに補給できるタブレットが入っていました。

地元の小中学生の女の子達がステージで踊る可愛いチアダンスを観て、宿へのシャトルバスへ乗り込みました。
16時発で会場を後に宿へ向います。

何度も係りの人に「○○という宿に行くバスですか?」と聞いて乗り込んだのですが、行けども行けども、私の宿泊する宿に到着しません。
もう出発から50分程経っています。
不安になって運転手さんに尋ねると、「○○は反対方向だよ」と言われ愕然。

「もう一度会場まで引き返すから、そこで○○へ行くバスに乗り換えればいいよ」と慰めてくれましたが、12時ごろお弁当を食べてから、何も食べておらず、既に17時。

おなかが減って気分が悪くなってきました。会場から係りの人のバンに乗せてもらい、私の宿泊する宿に到着したのが18時。なんと2時間もバスで引きずりまわされたことになります。

もう宿では夕食の時間が始っていたので、直ぐに食事をしなければなりませんでした。
車酔いした身体で直ぐに食事というのはかなり堪えました。
這うように食事会場へ行き、無理やり夕食をかきこみ、部屋に戻りました。
温泉があったことを思い出し、温泉へ行き汗を流すと、気分がすっきりと良くなりました。

明日は4時半スタートなので、朝2時に朝食を取らなければなりません。
明日のウェアの準備などして(就寝前にガスター10を一錠服用)、9時前には就寝しましたが、なかなか寝付けません。
いつもなら10秒もしないうち眠りに入れるのですが…。

何度も寝返りを打ちながらウトウトとするうちに時計を見ると2時すこし前。
眠るのを諦めて起きることにしました。
結局殆ど眠ることができませんでした。

しかし24時間走の経験から、1日くらい眠らなくても大丈夫だという変な確信があります。

朝食を済ませ、準備をして(ここでまたガスター10を1錠服用)、3時15分発の宿から出発するシャトルバスに乗り込みました。

さて、いよいよスタート会場入りです。

by Ricophoo | 2011-09-23 23:10 | スポーツ

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