市馬さんに夢中!その3

懸賞 2013年 08月 04日 懸賞

f0036354_14289.jpg7月20日 池袋演芸場 中席 最終日夜の部に行って来ました。
池袋演芸場は池袋駅西口徒歩3分
東武百貨店の隣、ケンタッキーの角を曲がった路地にあります。
92席の椅子席、比較的こじんまりとした寄席でした。

この日の出演は以下の通り

【柳亭市江さん】 市馬さんのお弟子さんです。ちょっと舌足らずが気になります。

【林家まめ平さん】

【漫才 ロケット団】・・・何度か寄席で見ていますが、いつも面白いのに今日はかなり手を抜いている感あり。

【柳家小里んさん】「へっつい幽霊」…ベテランならではの安定感。気品と味わいがある「粋」を感じました。また聴きたい噺家さんです。

【蝶花楼馬楽さん】「犬の目」・かっぽれ…穏やかな話し方に癒されます。中席の期間通じて踊りがなかったからと「かっぽれ」を披露して下さいました。こういう感じ、お座敷遊びみたい(やったことないけど)で粋でいいですね。

【マジック アサダ二世】…おなじみ!アサダ先生。いつもいろいろ道具を用意していても、くだらない話ばかりでマジックをやらないで帰ることも度々。夏は汗でマジックがやりにくいからとそのまま帰ってしまう雰囲気でしたが、最後にトランプのマジックを1個だけ。
アサダ先生を知らない人からは文句が出そうでしたが、これがアサダ先生なんです。

【柳家喬太郎さん】「宮戸川」…好きな人からは熱狂的な支持を受けている喬太郎さん。宮戸川の若い二人の色香のあるシーンを品よく演じられていました。次回は喬太郎ワールド のギャグ&ナンセンスをもっと聴きたいなと思います。次に期待したいです!

【林家木久蔵さん】「天狗裁き」…お父さんの天然は一代限り。多分超えられないと思いますが、古典の正道で頑張ってほしいです。

【林家正蔵さん】「蔵丁稚」…こちらもお祖父さん、お父さんを越えるのは努力だけでは叶わないのをご自身が既に判っていらっしゃる。大きな名前を継ぐことの重圧に葛藤があるのかなと思わずにはいられません。こぶちゃんはこぶちゃんのままでいて欲しい。ちょっと痩せすぎというか、激やせです。どうしちゃったんだろう?

【紙きり 林家正楽さん】


【柳亭市馬さん】「鰻の幇間(たいこ)」…翌々日が土用の丑の日だということで「鰻」の噺。実にタイムリー!季節に合わせた噺の選び方もさることながら、今回の落語も「上手い」の一言。さすが市馬さんです。
太鼓持ちのチャラ系キャラは言うまでもありませんが、騙されたと知った後の、嫌味たらしい物言いに大爆笑。一人の人間の中にある「喜」と「怒」。「明」と「暗」。極端な二面性を際立たせてそれを笑いに変える これぞ市馬マジック!今更ながら市馬さんの人間観察眼の素晴らしさに感服します。

【鰻の幇間】
太鼓持ちの一八。通りで出会った浴衣姿の旦那が誰だか思い出せない。時はちょうどお昼時、昼食でも御馳走になろうと企んで、よいしょを始めた。
湯屋に行く途中だから忙しく長居はできないので近くの鰻屋に行こうという旦那の後に付いて小汚い鰻屋へ。自慢の下駄を脱いで二階に上がる二人。小汚く品のない店だったが、ご馳走になる身の一八は、得意のよいしょで、店と旦那を大いに持ち上げる。鰻が出てきて、しばらくすると旦那がはばかりに立ったので、お供しようとすると、いちいち付いて回るのが鬱陶しい、はばかりくらい一人で行けると言うので、部屋で待つことにした一八。
 いつまで経っても旦那が戻らないので迎えに立つと、先に帰ったという。忙しいと言っていたから仕方がない、お土産や御捻りくらいは置いていったはずだと、帳場に尋ねるが、そんなものはないと勘定書きを持ってきた。勘定が異常に高いので文句を言うと、先の客がお土産を二人前もって帰ったと言う。
仕方がないので、残りの酒と鰻を食べながら、よいしょから一変。怒りの矛先を小汚い鰻屋に向け、怒り大爆発!嫌味を言い続ける一八。
食事を終え、帰るからと自分の下駄を求めると、先客が履いて帰ったと言う。ご馳走になるはずが、まんまと騙された一八…。

by Ricophoo | 2013-08-04 13:55 | 落語

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