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大菩薩嶺

懸賞 2014年 05月 11日 懸賞

大菩薩嶺_f0036354_2235217.jpg5月3日大菩薩嶺に登ってきました。
大菩薩嶺と言えば中里介山の未完の大河小説「大菩薩峠」が有名ですが、深田久弥「日本百名山」にも名を連ねる秩父多摩甲斐国立公園としても知られています。

大菩薩峠は1,897メートル。大菩薩嶺の頂上は2,057メートルと標高だけを見ると中級~上級レベルの山のようですが、上日川峠、丸川峠まではマイカーでも来られるというアクセスのよさ。
ルート次第では、家族連れからベテランまで楽しめる新緑の季節にぴったりの山でした。

大菩薩嶺_f0036354_2247379.jpg新宿から甲州市塩山駅まで116分で到着。塩山駅からバスで裂石(大菩薩峠登山口バス停)まで25分。
バスを降りて県道を東に進みます。雲峰寺を左に見ながら車道をを登り、登山口から2時間ほどで本日宿泊の山小屋 長兵衛ロッジに到着しました。


長兵衛ロッジには車でも来ることができるので、登山客やマイカーで遊びに来た人、オートキャンプを楽しむグループなどたくさんの人がいました。
またロッジにはお風呂もありちょっとしたリゾート気分です。


大菩薩嶺_f0036354_22373511.jpg長兵衛ロッジの食事は美味しくてボリュームたっぷり。
小屋のご主人自ら作ってくれる馬刺しや山菜の天麩羅は絶品。

登山中は大汗をかくほどの気温の高さでしたが、日が沈んでからはぐっと気温が下がり、持ってきたダウンが役に立つほどでした。

翌日は朝食後、おにぎりのお弁当を作ってもらい7:00に出発しました。
上日川峠から福ちゃん荘→大菩薩峠→賽の河原→雷岩→頂上の大菩薩嶺まで2時間ちょっと。
この日は天気も良く風もなかったため尾根から眺める富士山はもちろんのこと、南アルプス、乗鞍岳、八ヶ岳、奥秩父の山々の展望は掛け値なしに実に素晴らしいものでした。


大菩薩嶺_f0036354_22363710.jpg下りは丸川峠から帰るつもりでしたが、頂上からすぐの下りで、残雪が多く見られたため、引き返して、もと来た道を帰りました。

久ぶりの登山だったので、裂石へ下山後 なんだかとても疲れてしまい、大菩薩の湯へ入る気力もなくなりそのままバスで塩山まで戻り中央線で帰ってきました。

昨年中はなかなか天候に恵まれず美しい富士山に出会うことができませんでしたが、今シーズン初めの登山で見事な富士山を拝むことができ大満足の一日となりました。

by Ricophoo | 2014-05-11 22:38 | 登山

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