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木曽駒ケ岳と千畳敷カール

懸賞 2014年 08月 08日 懸賞

木曽駒ケ岳と千畳敷カール_f0036354_22393987.jpg8月2日~3日 中央アルプスの木曽駒ケ岳を登ってきました。
1日目
13:00新宿発 あずさ9号で岡谷駅に。
岡谷から飯田線で16:50分 駒ケ根に到着。
駒ケ根のビジネスホテルで一泊。

2日目
4時起床 タクシーで駒ケ根駅へ。
駒ケ根からバスで1時間ほどの駒ケ岳ロープウェイしらび平駅へ到着。
既にロープウェイには長蛇の列。30分ほど並んで ロープウェイに乗ること7分間。
6時30分 標高2612mの千畳敷カール駅へ到着しました。
ロープウェイを降りると目の前に雄大な千畳敷カールの景色が広がります。
カールというのは約2万年前、氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形の事です。
6時40分 千畳敷カールから登山開始です。

木曽駒ケ岳と千畳敷カール_f0036354_22413637.jpg乗越浄土までは急な登り(八丁坂)が続きますが、高山植物の花畑の可憐な花にほっと疲れも吹き飛びます。ごつごつとした石ゴロの坂道をひたすら登りながら見上げると登山客の列が延々と上に延びています。乗越浄土に着くと視界が開け、目の前にはいかにも険しそうな宝剣岳がそびえ立っています。浄土から中岳までは比較的緩やかな登りが続きます。
中岳から木曽駒ケ岳へはいったん下りますが、かなりハードな下り坂です。その後近隣の山々の稜線を楽しみながら10時 木曽駒ケ岳頂上に到着しました。

木曽駒ケ岳と千畳敷カール_f0036354_22432326.jpg主峰駒ケ岳は標高2,956m、すっきりと晴れていれば富士山をはじめ南アルプス連峰、御岳山、乗鞍岳、北アルプスが一望できます。
頂上に着いて写真を撮ったりしているうちに、少しずつガスが出始めました。
山の天気は変わりやすいというのは分っていましたが、本当にあっという間にガスが広がり、そのうちポツポツと霧雨のような雨が降ってきました。風も吹き気温もかなり低くなってきました。
直ぐにレインコートを羽織り下山を開始しました。

木曽駒ケ岳と千畳敷カール_f0036354_22441344.jpgロープウェイで気軽に来られる山ということで、見るからに軽装の親子連れもたくさんいてTシャツと普通のズックのような靴をはいているので、すれ違うたびに「大丈夫かな?」ととても不安になりました。(せめてレインコートくらいは常備してほしいと思います)

下りも登山客の列が延々と続きます。山では登り優先が鉄則。登ってくる登山者を待避するため、下っては止まり、下っては止まりの繰り返し。登山中の渋滞は普段ならイライラの元になりますが、歩きの間隔が開くことで体を休ませることができ、また集中力も切れることなく歩けたのが功を奏し、結果的に苦手な坂を難なくあっという間に下り終えました。

11:00 千畳敷へ下山。
11:10 ロープウェイでしらび平着。
11:52 バスで菅の台バスセンター着。

木曽駒ケ岳と千畳敷カール_f0036354_22454441.jpg菅の台の「こまくさの湯」でお風呂に入り、駒ケ根名物の「ソースかつ丼」とビールで無事下山を祝いました。
13:38 飯田線で駒ケ根~岡谷駅
14:58 スーパーあずさで新宿へ
17:24 新宿着




木曽駒ケ岳と千畳敷カール_f0036354_22473610.jpg今回は初めての中央アルプスの山歩きを楽しみました。
ロープウェイで一気に2600mの千畳敷まで行ける気軽さで登山というより千畳敷カールの美しい風景を楽しむ観光気分でのんびりと歩くことができました。

by Ricophoo | 2014-08-08 22:51 | 登山

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