シブラク

懸賞 2015年 05月 16日 懸賞

f0036354_2226870.jpg5月9日渋谷ユーロ・ライブで行われた「シブラク」夜の部を観てきました。

「シブラク」とは渋谷ユーロ・ライブで定期的に行われている「落語会」の総称。
現役学者芸人「米粒写経」のツッコミ担当サンキュータツオ氏がキュレーターを務める「シブラク」は昨年11月よりスタートし毎月第二金曜日から5日間の落語会を行っています。

一人の落語家がじっくり噺をきかせてくれる独演会(ひとり落語)や二人会(ふたり落語)、まくらのみの(まくら王)、新作落語のみを披露してくれる(創作落語)など落語に造詣の深いサンキュータツオ氏が趣向をこらした企画で寄席のない渋谷から新しい落語のスタイルを発信しています。

この日は一人の持ち時間が30分ずつの(渋谷らくご)です。

●立川志ら乃さん【長短】若手真打ながら常に挑戦の手を緩めないと評判の志ら乃師匠。むやみに気が短い男と恐ろしく気が長い男の掛け合いはメリハリがあって面白かったです。

●神田松之丞さん【青龍刀権次】講談界で唯一の若手男性講談師なのだとか。大量の汗を拭きながらの熱演。講談って面白いものですね!ルックスもいいしこれから若い女性にも人気がでるのでは?松之丞さんには更に講談界を盛り上げていって欲しいです。

●昔昔亭A太郎さん【ほれうそ】A太郎さんの飄飄とした雰囲気から繰り出すシュールなほどのバカバカしさはもう尋常の人間には予測不可能。「トリ肉」の反対がなんで「ナムル」なの?言いっぱなしで答えがない無責任さ!実はこういう芸風 意外にハマりそうです。
死のうと思っていた女性がA太郎さんの落語を聴いて「生きよう」と思ったと言う感想はなまじ嘘じゃないのかも。違う意味で。

●林家彦いちさん【青菜】シブラクでは(しゃべっちゃいなよ)と言う創作落語の新作のみを行う会もあり、その旗手をつとめるのが彦いち師匠、今回それがまさかの古典で来るとは!「鞍馬から牛若丸が出でまして!」と大きなジェスチャーとポーズで汗だくになりながら演じる落語会の武闘派 彦いち師匠の古典の十八番「青菜」が聴けたのは感激でした。

シブラクでは開演前と開演後にいろいろなお仕事の方たちを呼んで、サンキュータツオさんといろんな意見を交わすという「落語体験」というトークのコーナーがあります。
今回のゲストはミュージシャン・漫画家でもある劔樹人さんでした。
ハロプロマニアとしても有名な方で、アイドルの話など知らない世界のお話はとても興味深く勉強になりました。

こういう実験的な試みは古いとかマニアックとかいうイメージの落語の世界が更に外へ向かって広がっていくのではと言う可能性を感じます。

by Ricophoo | 2015-05-16 22:22 | 落語

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