大天どん会

懸賞 2015年 09月 12日 懸賞

f0036354_9231838.jpg9月10日お江戸日本橋亭で行われた「大天どん会」に行ってきました。
11日からは上野鈴本演芸場9月中席で夜の部のトリを務め、寄席はもとよりホール落語にらくごカフェなど精力的に出演されている三遊亭天どんさん。もしかしたら今一番勢いのある噺家さんかも知れません。しかし勢いがあるとは言っても天どんさんの持つ独特の雰囲気と緩い喋りは、力みを全く感じさせません。







と言うわけで「大天どん会」開口一番は 
春風亭一花さん【たらちね】女性落語家独特の「がんばってる感」を感じさせないしなやかな口調がとても心地よい。聞きやすいしメリハリもあって、今まで聴いた女性落語家さんの中では断トツの上手さ。とても前座とは思えない落ち着いた一席。一花さんにはちょっと注目です。

天どんさんが仲入りを挟んで3席。すべて新作落語を披露してくれました。

●池袋演芸場の寄席を舞台に脱法ハーブ(危険ドラッグ)の使用を疑われた売れない落語家と警察官とのハチャメチャなやり取りが笑わせる一席。

●二席目は、ミステリーバスツアーで訪れたのは群馬の田舎。実はそこは自身の実家の畑だった…という話。三浦友和とか映画「潮騒」のワンシーンを織り込む天どんさんの心にくいセンスに3000点。

●三席目は、占いの館で働く占い師の女性と隣のブースの水晶占いの女性との脱力系怪談噺。天どん演じる女性があまりに緩いので怪談話なのに意味もなく笑えます。
喬太郎さんの演じる女性が80年代っぽいのに比べ天どんさんの演じる女性は90年代的。全体的に「ゆとり」っぽい。

●ゲストにはあの昔々亭A太郎さん【ほれうそ】…5月の「しぶラク」以来久々のA太郎さんです。ついて来られる奴はついてこい!的な観客突き放ち系の予測不可能なシュールさが際立ちます。言いっぱなしの責任感のない感じがたまらなく癖になりなります。

さて、次は上野鈴本演芸場9月中席夜の部トリ「ぼくらの七日間天どん」です!
(市馬さんも出演します!)
頑張ってと言いたいところですが、頑張らない感じが持ち味の天どんさんです。どんなトリの落語を聴かせてもらえるか今から楽しみです。

by Ricophoo | 2015-09-12 09:18 | 落語 | Comments(0)

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