A太郎マニア

懸賞 2015年 11月 12日 懸賞

f0036354_23215656.jpg浅草演芸場、上野鈴本、新宿末広、池袋演芸場…現在東京にある定席が4軒、国立演芸場、お江戸日本橋亭、お江戸広小路亭、横浜にぎわい座でも毎日のように寄席の興行が行われています。そのほかにもホール落語やライブスペースなどでの落語会、カフェ落語など、落語を聴きたくなったら、東京では、ほぼ毎日どこかしらで落語を聴くことができます。
今東京にいる落語家の人数はおよそ400人~500人と言われています。
そんなにたくさんいる落語家の中からお気に入りの落語家さんと出会う。
それはもう運命の出会いのようなものです。

ホール落語だとあらかじめ気に入った落語家さんが出演することを前提にチケットを買っているので、安心と満足が約束されています。
ところが寄席の場合様々な落語家さんが出演されているので巧い下手、好き嫌いに関わらず、席を立たない限り無理やり落語を聴かなければなりません。
つぎからつぎへと現れる落語家さんの中から自分の笑いの感性にぴたりとくる落語家さんに出会えるのはそう何人もいるものではありません。忍耐と辛抱の果てにキラリと光るダイヤの原石を見つける瞬間もたまにはあったりして…。
それが、まあ寄席に落語を聴きに行く楽しみでもあるのですが。
そこで出会ったのが昔々亭A太郎さんです。

今年5月「シブラク」で初めて昔々亭A太郎さんの落語「ほれうそ」を聴いてそのシュールな感性にグッときてから半年あまり。9月の「大天どん会」での再会を機に、今ではすっかりA太郎ワールドにはまっています。上野広小路亭で聴いた新作落語「罪と罰」。緩さと際どさのせめぎ合い、A太郎ワールド全開でした。

そして11月11日新宿レフカダ寄席「A太郎独演会」へ。
●昔々亭A太郎「面会」
●昔々亭A太郎「不動坊」
●三遊亭遊雀師匠「蛙芝居」
●昔々亭A太郎「紺屋高尾」

新作落語1席と古典を2席。A太郎さんの古典初めて聴きました。
予想外にとても良かった。
まず、声がいい。聴きやすい。華がある。可愛らしさと色気がある。
背の高いA太郎さんだからではないのですが
たとえて言うなら日ハムの大谷選手の長身から投げ下ろしてくる160キロのフォークボールのような落語でした。
勢いがあるということでしょうか。
たぶん巧さは後からついてくるもの。更なる精進で真打昇進目指して頑張って欲しいと思います。
次回はA太郎さん自ら手売りして下さった日本橋亭楽しみにしています。

by Ricophoo | 2015-11-12 23:14 | 落語 | Comments(0)

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