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笑いのつぼ

懸賞 2007年 01月 24日 懸賞

笑いのつぼ_f0036354_2324054.jpg今日、息子と夕食時テレビを見ていたら
NHK「ためしてガッテン」がやっていた。
とくに、その番組が見たかったわけじゃないが
そのまま、とくに何の感慨も持たずに
チャンネルも変えずにいた。
ところが、しばらくして、司会者の志の輔の
口の中がアップになった。

普段、人の口の中を見ることなど、めったにないが
志の輔の口の中は
銀歯でいっぱいだった。
見るに耐えなかった。

銀歯のことを言っているんじゃない。
なにも口の中をアップで映す必要など無いんじゃないか・・・と。

思わず「ひどいな・・・」と一言つぶやいた直後、

「ちゃんと志の輔」 と抑揚のない声で息子が言った。

いつもなら、そんな言葉くらいで
笑ったりなどしない。
山田君に成り代わって、座布団を減らしてやっても良いくらいだ。

しかし、今日に限ってコレがツボに入ってしまった。
なにがそんなに可笑しいのか
胃袋が裏返るかと思うほど笑ってしまった。

その笑いは数分間続いた。
笑いが収まった後、冷静に考えたが
結局、何が可笑しかったのか、今もってよくわからない。

去年、息子の肺に穴があいて
2週間入院を強いられていた時も酷かった。

しぼんだ肺を膨らませるために息子は
ずっと肺に管を通していた。
いわゆる絶対安静状態だ。

そんな時病院のベッドで、つけたテレビから流れてきたのが
千昌夫の「みそ汁の唄」である。

確かにコミカルな感じで歌ってはいたが
特にお腹を抱えて笑うような代物でもなかった。

ところが、なにがいけなかったのか
その時の息子のツボに見事にはまってしまい
土用波のように押し寄せてくる
笑いをこらえるのに必死で、ベッドの上で
のた打ち回り、せっかく膨らんできた肺が
再び萎んでしまうのではないかと心配するくらい苦しんで笑っていた。

笑う角には福来る・・・
笑いが健康に良い影響を与えるとも言われている。
確かにそうかもしれないが
笑いが、へんなツボに入ってしまうと
笑いも凶器に変わる・・・と感じた一瞬だった。

で、結局我々は、一体なにが可笑しかったんだ???

by Ricophoo | 2007-01-24 23:26 | かわいい

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