北京石景山游来園
2007年 05月 13日
かねてより私はディズニーランドというものに
一過言持っている人間だ。そりゃ行けばそれなりに楽しいところではある。
現に私も恥ずかしながら、パレードに歓喜し、ポップコーンをほおばり
ジャングルクルーズのお兄さんの当たり障りの無い
MCに大げさに驚いて見せたり、イッツアスモールワールドでは
世界の平和に祈りを捧げ
ラストの花火を見て感動し、そっと涙したりもする時代もあった。
ディズニーランド。そこは作られた王国。
多分ディズニーランドに集う人々は
騙されているのに気づかないフリをしているのだろう。
いくら服を着ておどけて見せたって
所詮ミッキーマウスは鼠だ。ネズ公なのだ。
新宿歌舞伎町に住むドブネズミかもしれない。
そんなこと、みんなわかってる。
みんなきっと騙されたいのだ。
世知辛い世の中みんな夢を見たいのだ。
ああ、それなのに夢のかけらも見せてくれない
テーマパークが中国に出現したという。
その名も「北京石景山游来園」。
中国国営のアミューズメント・パークだという。
園内には「シンデレラ城」や「マジック・キングダム」にそっくり(?)な
建物を設置して、まるでディズニーランドそのもの。
スタッフがディズニーのキャラクターに扮し、
パレードやショーを行なっているという。
そこまでなら、夢も見られるというものだが
このキャラクターに扮したスタッフ、
夢の演出家という自覚がまるで無い。
平気で訪れた客の前で被り物を脱いでしまうという。
ウルトラマンの背中にジッパーを見つけてしまったという類以前の問題だ。
中国の子供たちは「中の人」とキャラクターとの間に
どう折り合いをつけていけばよいのやら・・・。
心中察するに余りある。
それにもまして、ディズニーキャラたちのゆるさには
目も当てられない。
しかも、ディズニーランドを模しているにもかかわらず
「ドラえもん」あり、「バックスバニー」あり「キティちゃん」ありの節操の無さ。
それに上の赤いヤツは一体誰だ?ゆるさの極地だ。
この遊園地は何を考えているのやら。
知的所有権保護が声高に叫ばれている昨今
キャラクターの使用許可は一切、取っていないとのこと。
中国の著作権侵害を端的に表す例として、
米国政府は憤りをあらわにしているというが
「これはミッキーマウスじゃないのですか?」との記者のインタビューに対し
当の遊園地の支配人曰く「いえ、これは耳の大きな猫です」とのたまった。
猫かい?
それにしても、このバックスバニーはまるでネズミ男のようだし。
プルートのカッと見開いた目とだらしなく伸びた舌が
盛りのついた野犬を思わせて非常に怖い。
この中国の遊園地とは別に中東で発見された
ミッキーマウスを一枚。なんだこりゃ?
もう一体全体・・・やりたい放題だ。
一過言持っている人間だ。そりゃ行けばそれなりに楽しいところではある。
現に私も恥ずかしながら、パレードに歓喜し、ポップコーンをほおばり
ジャングルクルーズのお兄さんの当たり障りの無い
MCに大げさに驚いて見せたり、イッツアスモールワールドでは
世界の平和に祈りを捧げ
ラストの花火を見て感動し、そっと涙したりもする時代もあった。
ディズニーランド。そこは作られた王国。
多分ディズニーランドに集う人々は
騙されているのに気づかないフリをしているのだろう。
いくら服を着ておどけて見せたって
所詮ミッキーマウスは鼠だ。ネズ公なのだ。
新宿歌舞伎町に住むドブネズミかもしれない。
そんなこと、みんなわかってる。
みんなきっと騙されたいのだ。
世知辛い世の中みんな夢を見たいのだ。
ああ、それなのに夢のかけらも見せてくれない
テーマパークが中国に出現したという。
その名も「北京石景山游来園」。
中国国営のアミューズメント・パークだという。
園内には「シンデレラ城」や「マジック・キングダム」にそっくり(?)な
建物を設置して、まるでディズニーランドそのもの。
スタッフがディズニーのキャラクターに扮し、
パレードやショーを行なっているという。
そこまでなら、夢も見られるというものだが
このキャラクターに扮したスタッフ、
夢の演出家という自覚がまるで無い。
平気で訪れた客の前で被り物を脱いでしまうという。
ウルトラマンの背中にジッパーを見つけてしまったという類以前の問題だ。
中国の子供たちは「中の人」とキャラクターとの間に
どう折り合いをつけていけばよいのやら・・・。
心中察するに余りある。
それにもまして、ディズニーキャラたちのゆるさには
目も当てられない。
しかも、ディズニーランドを模しているにもかかわらず
「ドラえもん」あり、「バックスバニー」あり「キティちゃん」ありの節操の無さ。
それに上の赤いヤツは一体誰だ?ゆるさの極地だ。
この遊園地は何を考えているのやら。
知的所有権保護が声高に叫ばれている昨今
キャラクターの使用許可は一切、取っていないとのこと。
中国の著作権侵害を端的に表す例として、
米国政府は憤りをあらわにしているというが
「これはミッキーマウスじゃないのですか?」との記者のインタビューに対し
当の遊園地の支配人曰く「いえ、これは耳の大きな猫です」とのたまった。
猫かい?
それにしても、このバックスバニーはまるでネズミ男のようだし。
プルートのカッと見開いた目とだらしなく伸びた舌が
盛りのついた野犬を思わせて非常に怖い。
この中国の遊園地とは別に中東で発見された
ミッキーマウスを一枚。なんだこりゃ?
もう一体全体・・・やりたい放題だ。
by Ricophoo | 2007-05-13 23:57 | かわいい