ウルトラマラソンへの道  その2 ~講習会でお勉強の巻~

懸賞 2008年 04月 14日 懸賞

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渋谷のアートスポーツで行なわれた
「初挑戦ランナーにおくる特別企画
ウルトラマラソン完走攻略講習会」に参加してきました。
昨日、新しいcw-xを購入しに行った際に
店頭で、この企画のことを知り、すぐに受講の申し込みをしました。
チャレンジ富士五湖まであと2週間
私にとって、まさにジャストタイムリーな講習会です。

講習会の内容は、とても実りのあるものでした。

と言うのも、この講習会の講師は
有名なウルトラランナーでもなければ
実業団や大学の監督さんでもありません。
鈴木健司さんというアートスポーツのスタッフの方でした。

年齢は30前半とお若い方ですが、18歳の時に
ウルトラマラソンを始められ、05年には最年少サロマンブルーを
達成されたベテランウルトラランナーの方なのです。
プロフィールによると、ウルトラマラソンの経験は50レース以上もあり
07年には甲州夢街道215キロを35時間22分28秒で完走された
経験を持っていらっしゃるとのことです。

御自分のレースのタイムラップをコピーして配ってくださいましたが
観ると12時間50分、13時間27分、13時間47分・・・・と
鈴木さんは決してスピードランナーではないことが判ります。
ウルトラが好き、走ることが好き・・・そんな鈴木さんだからこそ
いかに100キロを苦しみながら、楽しみながら走るかという術
を熟知なさっているのでしょう。
色んな情報を交えて2時間たっぷりと実りのあるお話を
聞くことができ、初ウルトラに向けての
不安や疑問がことごとく解消されました。

★講習会で鈴木さんから教えてもらったこといろいろ★

【シューズに関すること】
「完走が目標です」と言ったような漠然とした目標ではなく
目標タイムを明確にすることでペースが決まってくる。
それにあったシューズ選びが大切になってくる。
サブ10を目指すランナーならフルマラソン使用のシューズより
ワンランク上のクッションモデル→ASゲルフェザー、DSトレーナー
NB RT902など。
12時間台を目指すランナー→ASサロマ9 NB M965など

途中で履き替える必要は、練習時不安があり1足に絞れなかった場合以外は
履き替える必要はあまり無いとのこと。 前半軽め、後半セイフティーという選択もあり。

【ソックスに関すること】
足のむくみなどから通気性を確保するには5本指がおススメ。
特にシルク入り5本指ソックスは水がかかってもサラサラでgood!

【ポーチに関すること】
エイドが充実していても低血糖を防ぐため、即効性のある
ジェル系の補給食、飴や小銭を入れておくと良い。
緊急事態にそなえ最低限の大きさのポーチは必携。
最初から何でもかんでも入れておく必要はなく
後半のエイドで補給したりすれば良い。
ポーチの位置はウエストの一番細い部分に装着
骨盤に乗せるようにするとジャンプしても揺れない。

【補給食に関すること】
レース2時間前に朝食をとること。
バナナなどの固形物はエイドで取り、ジェルタイプは携帯して対応すること。
スペシャルドリンクを置けたら置いておく。エイドステーションの荷物にいれて
預けておくのも良い。
固形物を受け付けられなくなった時のために
使い捨てのふたつきのシェイカーにプロティンとジェルの補給食を水で
溶かして飲むようにするとたんぱく質が取れて速攻でエネルギーに変化する。
ジェル系補給食は1時間に1本とるようにする。

エイドがあっても、水やスポーツドリンクなどを携帯して走りたい人は
最初から全部の量を持っていく必要はない。
ポーチが重いとストレスになるので少ない量を入れておくか
スタート時は空のボトルを持ち、エイドなどで少しずつ水を入れて
持ち歩くのがいい。

【着替えについて・着替えのポイントについて】
スタート時は早朝5時なので0~4℃くらいの気温
前半の寒さ対策でコンパクトなウィンドブレーカーは必携。

Tシャツより長袖を着用すると夕方の汗冷えにも良い。

cw-xは膝や股関節、ふくらはぎのテーピング効果もある、さらに筋肉の
ゆるみをなくし後半の脚力も維持しやすくなる。
暑いシーズンでもロングタイツが良い。水を掛けることで気化熱がでるので
涼しく使える。cw-xは絶対おススメ。

着替えにも必ず長袖をいれておくこと。

アームウォーマーもあると便利。

帽子や万能バンダナなどは必携。

SKINSは故障のないランナーにはよいが
どちらかというとレース後の就寝時や日常生活時に使用すると
レースの疲労感がまったく残らない。

休みすぎるとリズムを崩すので着替えはすばやく。
富士五湖は着替えのエイドが50キロと69キロにあるが
給食のエイドでは42キロでおにぎりが出て、57キロでうどんが出るので
できればロスを少なくするため69キロ地点での着替えが望ましい。

【その他便利アイテムについて】
高性能テーピング、レモシステムテープ
一枚で従来のテーピングと同等の効果がある
シールをはがして貼るだけなので限られた時間内ですばやく
簡単にテーピングが出来る。
太ももの裏、腰、股関節、膝、足の裏の土踏まずなどに貼ると良い。

クールインフィット→いわゆるクールダウンのための筋肉痛緩和剤
患部に直接吹き付けなくても、タイツの上やウェアの上からでも効果がある。
柑橘系の香りなので、癒しの効果もある。

【練習方法など】

距離より時間の練習。
長い時間身体を動かす練習をすることが大切。

自分のペースを身体に覚えさせること。
時計を見ないでそのペースで走れるようになること。
ペースの目安はおしゃべりしながら走れること。

あまり直前まで追い込まないこと。
体の奥底いたまった疲労が抜け切らないことも。

走りこみは1ヶ月前までなら効果あり。


鈴木さんはとても優しく穏かな表情をもった方でした
どんな質問に関しても丁寧に微笑を絶やさず答えてくださいました。
「100キロの一週間前にかすみでフルを走るのですが無謀ですか?」
との私の馬鹿な質問にも
男前の顔を少しだけ引きつらせながら
「6分半から7分のペースを身体に覚えさせながらとか
なにか食べ物を補給しながら走る練習にするとか
ゆっくり走られるのなら、う~ん、大丈夫でしょう。」と
言ってくださいましたが、
「どちらかというと走らないほうがいいのですね?」と聞くと
呆れた顔で「そうですね」といわれてしまいました。

鈴木さんも富士五湖を走られるとのこと。

きちんと完走して講習会のお礼が伝えられたら
いいなと思います。

講習会に参加してモチベーションも
どんどん上がってきました。
このまま元気にスタートラインに立てるようきちんと
調整していきたいと思っています。

by Ricophoo | 2008-04-14 00:03 | スポーツ

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