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懸賞 懸賞

アドトレインの言葉から

懸賞 2015年 01月 21日 懸賞

東京駅100周年を記念した山手線車両が運行されているのはニュースで知っていましたが、普段の生活で山手線を利用しないので、なかなかその姿を見ることができませんでした。しかし先日 やっとのことで赤レンガをモチーフにしたラッピング車両が目の前を通り過ぎていくのを目にすることができました。味気ない、いつもの山手線の車両とは打って変わってレトロでモダンな色合いの見慣れない車両にびっくりしました。
デザインも素敵でホームで待つ人々の目を楽しませてくれます。

最近はいろいろ趣向を凝らした電車が登場しています。
昨年暮れに乗った電車はテラフォーマ―ズという漫画のADトレインでした。
車両はもとより、内装も中吊り広告や壁際の広告まで全てテラフォーマ―ズ一色。
ドアの上にあるテレビもテラフォーマ―ズのCMが延々と流されていました。
CMは普段バラエティーなどでおどけている武井荘さんのスタートダッシュする映像とテロップのみでしたが、テロップに映し出される力強い言葉とひた向きに前を見つめ走る武井さんの姿がとても印象的でした。
あまりにカッコいいCMだったのでテラフォーマ―ズを読んでみたくなったほどでした。

そのCMがこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


勝利がすべてだった。
敗北は終わりを意味していた。
他人に勝つためだけに全てを注ぎ手にした日本一の称号。
でもなぜか俺の心は満たされなかった。
そんな孤独の中で本当に戦うべき相手に気付いた。
それは自分。

昨日より一歩でも自分を進化させ毎日自分史上最強でいること。
それだけを目指している。

もし、俺の声が届くならば、日本 いや地球上で戦うすべての人に伝えたい。

たとえ負けても諦めるな。

たった一度の敗北で夢が終わったような顔なんてするな。
目先の勝利やタイトルなんて価値はない。

負けていい。
いや、むしろ負けろ。そして弱さを認めろ。


一番大切なのは、そこから進化できるかどうかなのだから。

君は何になりたい?
人は何にだって進化できるんだ。

不可能なんて思うかい?
なら俺が進化を見せてやる。

人間をなめんなよ!

この漫画には私がいる。
絶望から人間は進化する。

テラフォーマ―ズ

by Ricophoo | 2015-01-21 23:42 | その他

脱力

懸賞 2014年 06月 22日 懸賞

季節がら梅雨時は体の調子もいまひとつ、気分もなんとなく沈みがち・・とお嘆きの諸兄に
さらに脱力させるような写真を3点

f0036354_19332926.jpg80円ってワンコインかって話で。
少なくとも4枚、へたすると8枚以上だろ。
小銭ジャラジャラ明らかにワンコインじゃない。















f0036354_19335282.jpg海水って・・・
オーシャンビューとかシーサイドとか洒落た言葉がなんか浮かばなかったのか。
しょっぱいな。
食事は遠慮しときます。血圧高いんで。





f0036354_19341952.jpgSEX上等って息巻いてるけど、もしかしたら「COOL」って書きたかったんじゃないか?
調べたら「KOOL」って「COOL」よりもっと強い意味のネットスラングらしいので間違いじゃないんだろうけど
たぶん兄さんたち、そんなこと知らないと思う。
落書き消して勉強してくそして寝ろ。

by Ricophoo | 2014-06-22 19:40 | その他

違和感(その2)

懸賞 2013年 09月 01日 懸賞

f0036354_21311932.jpgちょっと前、テレビを見て知った真実
渥美清って代官山に住んでたらしい。

勝手を承知で言わせてもらうが

寅さんに、裏切られた気がするのは私だけ?

by Ricophoo | 2013-09-01 21:32 | その他

違和感(その1)

懸賞 2013年 09月 01日 懸賞

f0036354_21214919.jpg間違ってないんだけど。


じっと見てるとむずむずしてくる的違和感。

by Ricophoo | 2013-09-01 21:27 | その他

ココちゃんの行方

懸賞 2013年 09月 01日 懸賞


f0036354_21185160.jpg黒すぎてわかりません。


悪いけど、ココちゃん見つからないと思う。

by Ricophoo | 2013-09-01 21:19 | その他

暑い・・・

懸賞 2013年 09月 01日 懸賞

9月になったというのに、ここのところ連日のように35℃を越える蒸し暑い日が続いている。
残暑もいつまでも続くと、熱中症や日照り、水不足など、人々の生活を脅かす暑さに対して私たちの中に怒りや憎しみの感情さえも芽生えてくる。

暑くていい事など何一つないような気がするが、ランニングを日課にしている私にとって熱中症寸前になりながら、走り終えた時に食べる「ガリガリ君」の美味しさほど暑さに比例するものはない。
暑さが厳しければ厳しいほどガリガリ君を食べた時の「生きてて良かった」度は高くなる。
ガリガリ君は、いまや俳句の季語になってもおかしくないと思うほど、日本の夏の風物詩の一つとなっている。

日本人なら夏はガリガリ君でしょう?絶対に。

ところが、今日うだるような暑い中、駅へ向う道すがら、想像を絶するような不自然なゴミをみてしまった。
バターの空き箱である。空き箱だけなら驚きもしないが
その空き箱の破れ方たるや、家に帰るまで待ちきれず、その場で開封して食らいついたという感じの破れ方だった。
バターというものは、おもむろに冷蔵庫から取り出し、キッチンで料理に使用したりダイニングで厳かに食される食べ物ではないのか?
この暑い夏のさなかに、バターをかぶりつきながら家路を急いだ人間がいると言うのか?

想像しただけで暑苦しさMAXの一日だ。

by Ricophoo | 2013-09-01 21:09 | その他

お前はどこのワカメじゃ?

懸賞 2013年 07月 06日 懸賞

f0036354_2313039.jpg世の中には、人に感動を与えるような言葉とか、世の中の役に立つようなアイデアとかそういうものが突然頭に湧き上がって来る人がいるという。
しかし私の頭には、時々そんなものとまるで無縁で、どうしようもないほど、どうでもいい言葉が突如降臨してくる。
仕事で細かな数字や文字との格闘で緊張を強いられているような場面に限って、時折何の前触れもなく意味不明の台詞や言葉(時には歌)が降りてくるから困ったものだ。
つい先日もそうだった。

「おまえはどこのワカメじゃ?」

いきなり来た。石立鉄男だ!

1984年頃に放送されていたエースコックのわかめラーメンのCMの中で
半被姿の石立鉄男とレオタード姿の若い女性達が画面狭しと踊り狂う。そしてわかめラーメンを手にした石立鉄男のきめ台詞がコレだ。
なんで30年近くも前のCMのきめ台詞が、いきなり私の頭の中に降りてくるのか判らない。
結局この日は、帰宅するまで「おまえはどこのワカメじゃ?」が頭の中でリフレインを繰り返していた。

で、今朝のこと。
眠りから覚めて朝一番に頭の中に降りてきた言葉が

「エテ公」。

正確には「猿公」。
文字どおり猿を指す言葉ではあるが、猿に対して親しみを込めたり、卑しめるときに使われるちょっと品位に欠ける俗語だ。
「エテ公、エテ公…」声に出して呟いてみた。

素朴な疑問。なんで猿が、エテ公なんだ?
早速調べてみた。
もともと「猿」というのは「忌み言葉」らしい。
忌み言葉というのは、いわゆる禁句のことで、現代なら受験生に対しての「落ちる」とか「すべる」とかがそれにあたる。
猿(サル)の場合は「去る」に通じるとして忌み言葉とされていたらしい。

「去る」の反対の意味となる言葉が「得る」と言うことで、何かを手に入れるという意味の「得て(えて)」とした方がゲンがいいからという、言わば縁起かつぎが語源の由来とされている。

同じく縁起かつぎのために呼び方を変えた言葉に
「掏り(スリ)」に通じる「スルメ」を「あたりめ」
「擂り鉢(すりばち)」を「あたりばち」
「無し」に通じる「梨」を「ありのみ」等がある。

日本語っていうのは、実に深い。
面倒くさいけど、細やかで、繊細でとても豊かな言語なのだと、しみじみ感じた。

猿と言えば、ニホンザルは猿の種類の中で世界で一番北に住んでいる猿らしい。
物の本によると同じニホンザルでも本州の寒い地方に住む猿は、縄張りやら食料の奪い合いなどで猿同士、ヤクザの抗争並みに激しく戦うと言う。
しかし、同じニホンザルでも南の島などに住む猿達は、争うことを好まないらしい。
つまりは温暖な気候で、豊かな自然も多く、餌がたっぷりあるので、敢えて闘う理由がないのだろう。

「衣食足りて礼節を知る」ということか?

それにしても「ワカメ」に「エテ公」と来た。
神の啓示か?暗号か?
それとも私はシャーマンなのか?
だとしたら、私の口から、彼らはいったい何を伝えたいと言うのだろうか…?
次に何が降りてくるのか?
自分が怖い。

by Ricophoo | 2013-07-06 22:37 | その他

今そこにある危機 

懸賞 2012年 04月 13日 懸賞

2012年春、木曜日の朝にヨネスケが暴れている。
ヨネスケといえばかつて一世を風靡した日本テレビ「ルックルックこんにちは」の
「突撃!となりの晩ごはん」のリポーターである。

となりの晩ごはんを知らないと言われる諸兄もいらっしゃると思うので、
軽く説明すると、巨大しゃもじを持ったヨネスケが
アポなしで全国各地の住宅街に突如現れ、
半ば強引に一般家庭の夕ご飯の様子をレポートすると言った内容で
1985年から2001年までの16年と、その後も日本テレビ系列の情報番組などで
「突撃!リアル」「帰ってきた」「突撃!スターの」などと微妙に
名前を変えながら2011年まで続いた日テレを代表する看板コーナーである。

その「突撃!となりの晩ごはん」が
なんとこの春からテレビ朝日の朝のニュース番組「やじうまテレビ」の
木曜日のコーナーに蘇ったのだ。
むろん、朝の番組だから「晩ごはん」じゃなく「朝ごはん」になるわけだが。
朝は反則だろう。
しかも人のふんどしで相撲を取るというより、
よその局の土俵に土足で上がり込み、悪びれもせずそのまま土俵ごと
持ち逃げした感じである。
日テレも日テレだ。伝家の宝刀といってもいいような看板コーナーを
そっくりそのままテレ朝に譲ってしまったかのようだ。
懐の深いところを見せたいのか…はたまた金銭がらみか?
下種な視聴者の想像はとどまるところを知らない。
いや、もしかしたらヨネスケという存在は
メディアの枠を超え既に私たちの知らないところで何か巨大な見えない力によって
記号化・共有化されているのではないだろうか?肖像権や著作権などといった
小さく小賢しい世界に留まらないような。

で、ヨネスケである。

木曜朝、その暴れっぷりはもはや放蕩無頼、茫然自失、傍若無人の限りを尽くしている。
夕ご飯という一日を終えるなにか牧歌的、大河的な時間の流れとは対極にある
戦場然とした朝の時間に、ヨネスケの乱入。人々が苛立たないわけがない。
大体、出勤通学前の一分一秒を争う一般家庭のどこにヨネスケを受け入れる余裕などあるものか!
取材拒否、または門前払いを食らわされるのがオチだろうと思いきや
ヨネスケまさかの暴挙。
勝手に門扉を開きドアを開け住宅に侵入している。
家人の許しを得ようものなら、免罪符を手に入れたかのごとく
ずんずん家の中に入っていく。
まずはテーブルの上のおかずを、ねめ回した後でお約束の味見。
挙句、台所にまで入ってきて、鍋の中身をチェック。味噌汁の具がなんであろうと
余計な御世話だ。
そうこうしているうち冷蔵庫を勝手に開けてタッパーに入った常備菜をつまみ食い。
粗業の悪さは目を覆うばかりだ。
当事者ではない私でも、ああ!やめてと思わず口をついて出てしまうほど
もう誰にもヨネスケを止められない。


「しかし、朝から意外にいいもの食ってるな。」とか自分の朝ごはんを棚に上げ
「この家は昆布の煮ものだけかよ。しけてんな~」などと
他人の生活を、こっそりのぞき見するようなワクワク感が、なるほどたまらない。
これが20年以上人々に愛され見続けられた所以というわけか。

一日の始まり。朝のニュースの時間帯が、他局の手によりいつのまにか、
タレントの起用やアイドル然とした女子アナを巧みに使い
バラエティ化を図ってきた中で、
長年頑なまでに政治や経済評論家、知識人を結集させて
報道の「やじうま」と言われるほど、社会派を頑固一徹守り通してきた
テレ朝が、ここにきてヨネスケかよ!と訝しがる私に、息子は言った。

垂れ流しの情報社会。緩みきった朝のニュースショウに対するアンチテーゼとしての
象徴がヨネスケなのだと。

震災から1年。少し気が緩みかけた私たちに「やじうま」は危機感を持ち続けろと喚起を促しているのだと言う。
いつヨネスケが自宅玄関の前に立っていてもいいような
心の準備だけは、いつ何時でもしておかなければならないという
危機管理の重要性を説いているとも。

さすが生まれた時からやじうまを見て育ってきた、
生え抜きの「やじうまッ子」だけの事はある。

まあ難しい事はさておき、
このコーナーは視聴者として気楽に楽しむ分にはたまらないものがあるが
自宅に突撃される当事者にだけはなりたくないものだ。
冷蔵庫をヨネスケに開けられることを想像しただけで発狂する。

まずは毎日のカギの施錠はもとより、チェーンの掛け忘れには
細心の注意を払いたい。
とにかくヨネスケの突撃侵入だけは死守しなければ。
ヨネスケは防犯予防にも警鐘を鳴らしているのか。
ヨネスケ、それは今そこにある危機。

by Ricophoo | 2012-04-13 22:05 | その他

モナクカバキチ 

懸賞 2012年 02月 01日 懸賞

f0036354_7175637.jpg福山市営競馬のベテラン競走馬モナクカバキチ(アラブ系、牡13歳)が30日、地方競馬
の歴代最多勝の記録更新を目指し3カ月半ぶりに出走しました。歴代タイの54勝を挙げて以降、 長年蓄積した疲労もあり、ここ最近は黒星が続いていたそうですが、3ヶ月の休みをとって30日の第9レース(1250メートル、10頭立て)に出走、昨年7月以来の勝利に期待が膨らみましたが、残念ながら結果は5位となりました。
モナクカバキチは13歳、人間であれば50歳を少し越えたくらいだとのこと。市営競馬の現役最年長の競走馬です。
30日のレースに出走した馬は殆どが、3、4歳だと言うことを考えれば、13歳という年齢がどんなに凄いことなのかが良くわかります。

よくもまあ、大した怪我もせず13歳まで第一線で活躍することができるものです。
「無事是名馬なり」とは、まさにこのモナクカバキチのためにあるような言葉ではないでしょうか?

他のライバルたちは、カバキチより10歳も若いのです。50歳の中年オヤジが、血気盛んな中学生に交じり同じ舞台で勝負を賭けているわけです。

2001年10月に 福山でデビューし、荒尾競馬、名古屋競馬でも活躍し、昨年7月24日、高知競馬の エスケープハッチ(牡、08年引退)の記録に並んだそうです。

テレビで、カバキチのレースを見ましたが、スタートは出遅れたものの、その後巻き返し、堂々ベテランの走りを見せてくれました。10頭中の5位ですから、大したものです!
しかも3ヶ月間のブランクを考えれば、コンディションや勝負勘が戻れば、次回歴代最多勝記録更新も夢ではありません。


諦めない走り!中年の星!私たちの希望!果てしない夢!
今回、単勝で2番人気だったそうです。
アラブ種でサラブレッドではないところがまたいいのでしょう。
これからますます人々の期待が膨らんできます。

ぜひとも、カバキチには地方競馬会の「あぶさん」となって、いつまでも頑張ってほしいものです。

競馬ファンでなくとも、カバキチに勝手な妄想を描き、ついうるうると涙目になって応援してしまう諸兄も多くいらっしゃるとは思いますが、私は、馬にカバキチなどという名前をつける馬主の狙いが、今気になって仕方ありません。

カバと言えば、少し前テレビで観た衝撃映像が忘れられません。川に落ちたヌーや、同じく川を渡り損ねた鹿の子供がワニに襲われるのを、カバが必死になって助けているのです。
専門家も、どうしてそんなことをするのか分からないのだそうです。
色や体つきから、自分の子供や仲間の子供と間違えたのでしょうか?
助けた見返りになにか得なことでもあるのでしょうか?
しかし、私はカバについて、あまり深く考えるのは止めました。
見返りのない無償の愛、溢れる優しさで力の弱い動物たちを守る、カバのレスキュー隊!
浪漫と妄想が広がります。
私が小さい頃から夢に見ていた、森の仲間たちのメルヘンがそこにはあります。

2012年、今年はカバが熱い!

by Ricophoo | 2012-02-01 07:21 | その他

女松方と混沌の時代

懸賞 2011年 07月 14日 懸賞

今からかれこれ20年くらい前になるが、まだ公園デビューなる言葉が現れる少し前の話。
息子が幼稚園へ入る少し前から小学校へ上がるまでの約3年間
一応私も「タカちゃんママ」などと言われた時代があった。

公園デビューとは、子供を公園へ初めて連れて行って遊ばせることである。
税金を払っていようがいまいが公園で遊ばせるのに、なにも誰かにお伺いを立てなければならない義務も義理もないが、小さい子供を持つ母親が、隔離された安全なシェルターから、子供を連れて社会へ踏み出す第一歩がいわゆる「公園デビュー」なのである。

できることなら、安全なシェルターの中で親子二人、ずっと隠れていられたら!

しかし、人間として成長していく以上、社会とかかわりを持って生きていかなければ
ならないのだ。

母親としては、自分の子供がたくさんの友だちに囲まれて遊ぶ笑顔を見たい。そして社会にうまく順応できるような人間に育てたい…親の切なる願いである。

まあ邪気のない子供にとっては、そんなものどうでもいい話なのだが、そのためにも公園という社会は子供にとっても、親にとっても大変重要な初めての社交場となるのだ。

しかし如何せん公園には既にある程度の社会が出来上がっている。
それは誰にも抗えない。先にそこにいたものが常に偉いのである。

当然そこには、いくつかの派閥がある。子供のではなく、当然母親同士のである。
自分だけの問題ならば、自分の置かれた立場や周りの情況を的確に判断し、自分の都合のいい派閥に上手く取り入り仲間入りができるのだが、そこは子供が絡んでくると、どうしようもない。
たまたまその時間、その場にいた、同年代の子供を持つ親たちが、否が応でも、その日公園デビューで出会ったママ友となるのだ。

公園デビューは神経を使う。
できれば公園で遊ぶ皆さんに親子共々優しく広い心で受け入れられたい!!
そう思うのは、この私でもやぶさかではない。
そんなワケで、私も赤ちゃん雑誌に書いてあった、「初めて公園に子供を連れて行くときに他のお母さん達からウケのいいファッション」を勉強し、とにかく当たり障りの無い、犬のイラストのついたトレーナーにキュロットスカートといういでたちで何とか公園デビューを果たした。

f0036354_15171725.jpg初めての公園デビューでママ友になったのは、息子と同じ年の男の子のお母さん
Mさんだ。
ひみつのアッ子ちゃんに出てくる「チカ子」によく似ていた。
チカ子は、思わずマンボを踊りだしたくなるような、赤や黄色のへたくそな自作の服を着ていた。
チカ子の家は、ゴミ屋敷だった。
空き巣に300回くらい入られて家の中を引っ掻き回されたような家だった。
よく自宅へ招待された。

チカ子は甲高い声で自分の息子を叱り付け、夢中になると唾を飛ばしながら話す。
時に、チカ子はゴミだらけの台所で手作りのお菓子やケーキを作って振舞ってくれるのだが、これにはさすがの私も閉口した。
食べ物の味を感じないように飲み込む術と作り笑顔はその時に習得させてもらったといっても過言ではない。

その次に出会ったママ友は眼鏡をかけた鼻毛を気にしない阿木曜子だ。
美人で優しい人だった。
阿木曜子は少し家が遠かったので、それほど親しくはならなかったが、
惚れ惚れするような風貌なのに、いつも鼻毛がでているので、目のやり場に困ったことを今でも覚えている。自分の美しさに気がつかないのは不幸なことだと思った。

チカ子の紹介で知り合ったママ友、ちょっと貧乏臭い岡江久美子。
気さくでとてもいい人だった。
子供への虐待話を明るい笑顔でよく聞かされた。
「好きだから」と言う理由で赤ん坊にブラックコーヒーを飲ませていたのには驚いたが、旅先で駄々をこねた自分の息子を車のトランクへ入れて連れて帰ってきたという話を聞かされた時にはこんな私でも背筋が凍りついた。

他にもタロウちゃんのママやシュン君のママ、ノンちゃんのママという人たちもいた。

f0036354_15192272.jpgしかし、そんなママ友のなかにも一際異彩を放つ人物がいた。
それは「女松方」である。
なかなか、これはという松方弘樹の画像が見つからなかったので、
ここでは西部警察の大門刑事の写真を使用させてもらったが、彼女はあくまで「女松方」なのである。モコモコのおばちゃんパーマをかけ、なぜかレイバン風のサングラスをかけた二児の母。一見おばちゃん風なのだが、サングラスの奥に佇む圧倒的存在感は、まぎれもなく松方弘樹そのものだった。
なにがどうと言われると困るのだが、ただ こわかった。
普段は物静かだが、つっけんどんな物言いや低い声が更に私に恐怖を植え付けた。

女松方の長男が頭に包帯をして現れた時、何処からとも無く「女松方が息子の頭を包丁で殴った」という噂が近所中に流れたことがあったが、
皆の口から「まさか嘘だろう」という言葉が直ぐに出てこなかったのも、私の女松方への恐ろしさを増幅させていった。

女松方の家は狭い。
交通の激しい道路の横に立つ2Kのアパートだ。
その狭いアパートで、2週間に一度くらい会議が行われる。
会議といっても、近所のセンターの一室を借り、毎月のように行なわれる子供達の誕生会の段取りを決めるのだ。ケーキは何個発注して、誰が取りに行くとか、ジュースは誰が買うとかそういう他愛も無い会議だ。
狭い部屋の中には、子供も含めて15人くらいがひしめき合っていた。

そんな中でも、私にとって恐怖だったのが、会議後のレディースコミックの回し読みだった。
レディースコミックというのは、大人の女向けのHでイヤらしい漫画のことだ。
刺激的なようでいて、実は曖昧な性描写や凡庸なストーリーに当時は辟易していたため、レディースコミックを自分で買って読むようなことは、未来永劫あり得ないことだった。

しかし、女松方からの一言「次はタカちゃんママの番ね」といって否応なしに回覧板のように、名前に印をつけられ、大きな3つの手提げ袋を持たされた日には、返す言葉も無かった。
力なく肩を落とし、レディースコミックを家に持ち帰った。
誰が女松方の言葉にたてつくことが出来ようか。

子供の喧嘩や泣き声、こぼれたジュースやお菓子のかす、親の怒号とレディースコミックが飛び交う阿鼻叫喚な2Kのアパートを思い出だすと、20年経った今でもうなされる。

「名前をなくした女神」という子育てやお受験に悩み嫉妬や裏切りなどママ友たちをめぐるドラマが最近まで放映されていた。
出演者は杏さん、木村佳乃さんにモデルのりょうさん等…美人女優ばかり。ドロドロした人間関係を描いてはいたが、ドラマの中ではみんな高級マンションに住み、誰もがお洒落で素敵な暮らしや子育てをしていた。
こんなドラマは嘘だと思った。

私の周りには、杏さんも木村さんもいなかった。

女松方にチカ子に貧乏な岡江久美子そして2Kのアパートとレディースコミック・・・

まぎれもなく、これが私の「タカちゃんママ」と呼ばれた混沌の時代だった。

by Ricophoo | 2011-07-14 15:22 | その他