カテゴリ:落語( 52 )

懸賞 懸賞

シブラク しゃべっちゃいなよ

懸賞 2015年 12月 16日 懸賞

f0036354_23485075.jpg12月15日渋谷ユーロスペースで行われた林家彦いち師匠プレゼンツ「シブラク しゃべっちゃいなよ」を観に行きました。
今年シブラクで彦いち師匠が音頭をとって始めた創作落語のネタおろし会「しゃべっちゃいなよ」の年間創作落語大賞の発表があるとのことで期待に胸を膨らませて行ってきました。

創作落語大賞のノミネート作品の前に「面白い二つ目大賞」の発表が行われ、大賞に選ばれたのは、シブラクの貢献度も高い、皆さん納得の瀧川鯉八さんでした。

そして「奇妙な二つ目大賞」は昔昔亭A太郎さんに決まりました。
鯉八さんはとっても受賞が嬉しそうでしたが、A太郎さんは苦々しい表情。

立川吉笑さん…【tion】
昔昔亭A太郎さん…【未定】
三遊亭粋歌さん…【すぶや】
玉川太福さん…【浪曲 地べたの2人 おかず交換】
立川志ら乃さん…【そばーん】

厳正な審査の前に彦いち師匠の落語が行われました。
林家彦いち師匠…【低酸素長屋】

大賞は玉川太福さんと立川志ら乃さんに決まりました。

作品の完成度の高さから言うと粋歌さんの「すぶや」はイチオシでしたが、初めて聴いた玉川太福さんの浪曲は衝撃的でした。文句なしの面白さ!会場のウケもダントツでしたね。

たぶん浪曲というのは本当はもっとシリアスな流れで行われるものなのでしょうけど、自由な発想と柔軟さでここまで笑いが取れるものだとは思ってもみませんでした。恐るべし!太福さんと浪曲! また太福さんの浪曲が聴いてみたいと思ったのは言うまでもありません。たぶん会場の7割はそう思ったに違いないです。

シブラクは落語はもとより講談や浪曲など特殊な世界と出会うチャンスを与えてくれます。かなり年配の方のものだと思っていた講談や浪曲の世界にも、そこで伝統を受け継いで頑張っている若い人たちがいて、自由な発想と独創性を持ってとてもエネルギッシュに活動されていることを知りました。

食わず嫌いは損をします。とにかくなんでも食べてみないと本当においしいものには出会えない。そんな気がします。

by Ricophoo | 2015-12-16 23:26 | 落語 | Comments(0)

一之輔勉強会 真一文字の会

懸賞 2015年 12月 16日 懸賞

12月2日国立演芸場で行われた「一之輔勉強会 真一文字の会」を観に行きました。
発売と同時にチケット予約を行ったのに座席は最後部の端っこって一体どういう訳?
開演前配られたチラシなどそれとなく見ているとその理由がなんとなく判明。
この会は一之輔さんの後援会主催のようです。
なんとなくファンかも?的な私達には敷居の高い会だったようです。
最後部のため、なんだか声が遠くてよく聞き取れなかった場面も多々ありちょっと残念な落語会でした。
演目
●しの字嫌い
●長屋の雪見
●文七元結

by Ricophoo | 2015-12-16 22:41 | 落語 | Comments(0)

A太郎マニアINお江戸日本橋亭

懸賞 2015年 11月 28日 懸賞

f0036354_1322423.jpg11月26日お江戸日本橋亭で行われた「日本橋成金」を観てきました。
17:30開演と言うことで終業後会社を飛び出して全力疾走。前座の方が終わってからの入場でなんとか間に合いました。(17:30開演は勘弁してよ~)

●春風亭柳若さん…【粗忽の釘】この噺は1807年に記録が残っているほど江戸時代から口演されてきた古い噺ですが、若手からベテランまでよく演じられていますね。
柳若さんの演じる主人公の粗忽ぶりというか慌てぶりが笑いを誘います。

●神田松之丞さん(講談)…【播随長兵衛】熱演というのはこの方のためにある言葉ではな
いかと思うほどの迫力の舞台でした。松之丞さんの講談は2度目でしたが、この日もぐいぐいと話に引き込まれていく感じがたまりませんでした。講談というと難しいイメージがありこれまであまり聴く機会がありませんでしたが、松之丞さんの講談のおかげで世界が広がったように感じます。

●立川談幸師匠…【紺屋高尾】立川談志師匠の唯一の内弟子として有名な談幸師匠、今年落語芸術協会へ移籍され、稽古をつけてもらいたい落語芸術協会の若手が目白押しで列をなしているとか。今回若手の会のゲストとしての登場なので、出てこられた瞬間から、やはりその芸とか間とか巧さとか、貫禄が全然違いますね。談幸師匠の移籍ということで新しい風が落語芸術協会にとって更に活性化し盛り上がっていく起爆剤になっていくのではないかと思います。

仲入り

●出演者対談トークショー 談幸師匠を囲んでの出演者によるトークショー。客席、出演者共に聞きたいことが盛り沢山。しかし本音をなかなか聞き出せず…。師匠の優しく穏やかなお人柄がにじみ出る40分間でした。

●瀧川鯉八さん…【春眠】初めて鯉八さんの落語を聴いたのがテレビでやっていたNHK新人落語大賞の舞台でした。「絶対この人が大賞を獲る!」と確信した鯉八さんの「俺ほめ」が忘れられず、いつか、生で聴いてみたいと思っていた夢が叶いました。鯉八さんは一度聴いたら絶対に忘れられなくなるほどの強烈な世界を持っています。誰のマネでもない独特なもの。これは芸能の世界において生きていくには最強の武器となります。聞けば鯉八さんは鯉昇師匠のお弟子さんだとか!納得です。

●昔昔亭A太郎さん…【芝浜】本当は「紺屋高尾」をやるつもりだったけれど談幸師匠がやってしまったのでどうしようか悩んでいたところ他の出演者や客席からの煽りに負けて。談幸師匠に稽古をつけてもらったというA太郎さんの「芝浜」初お披露目でした。
もしかしたら、後々「あのA太郎の「芝浜」を最初に聴いた」ということで人に自慢できるかも知れません。巧かったです。後半ぐっと来ました。
談志師匠のDNAが談幸師匠を経由してA太郎さんに宿ってしまったのかと思うほどでした。

by Ricophoo | 2015-11-28 13:18 | 落語 | Comments(0)

「渋谷らくご」一周年おめでとう

懸賞 2015年 11月 19日 懸賞

f0036354_23493223.jpg2014年11月、ユーロスペースに於いて始まった「渋谷らくご」が1周年を迎え11月13日から18日まで、いつもより1日多い6日間12公演が行われました。
そんなわけで18日の最終日18:00からの「ふたりらくご」に行ってきました。
この日の「ふたりらくご」は春風亭一之輔さんと柳家喜多八師匠。二席だけの公演なのですが一之輔さんと喜多八師匠の落語が聴けてなんと木戸銭わずか1,200円は破格の値段!
開口一番は一之輔さん「粗忽の釘」。
いつものようにキツイ毒のあるマクラから。渋谷がらみハロウィンネタでガツンと会場中を笑わせつつの「粗忽の釘」。
以前にも聴いた演目ですが、更に余裕さえ感じられるほど、もはや完全に一之輔の「粗忽の釘」にしてしまっているところが素晴らしい。ベテランの貫禄さえ滲み出ているようです。
外はどしゃ降りの雨なのに客席は超満員。ホール落語のチケットもなかなか取り辛くなってきています。一之輔さんは人気も実力も兼ね備えた今もっともエキサイティングな落語家さんでしょう。
二席目は柳家喜多八師匠「首提灯」
前座見習いの女性の肩につかまりながら這うように高座へ上がる喜多八師匠。
ギャグかと思い笑おうと準備していた隣の男性客、どうやらそれがギャグじゃないことに気が付き笑いを押し殺すのに苦労している気配に思わず苦笑。
相当足の具合が良くないのか高座に上がるまでの様子は見ていられないほど。
なんだか高座に上がっても「息が切れる」と言ってるし何となく顔色も冴えない感じ。
大丈夫か?喜多八師匠…
しかしいざ噺が始まると打って変わって力強くそれでいてメリハリの利いた落語に引き込まれました。
「首提灯」は初めて聴く噺で、かなりエキセントリックな内容です。
侍に首を斬られた町人がズレていく首を支えながら歩いて行くところが見せ場なのですが、登場時の喜多八師匠の姿が蘇って臨場感半端ありません。
マジで喜多八師匠の首が取れちゃうんじゃないかとドキドキしました。
渋谷での落語会だけあって、さすがに客層が普段の寄席とまるで違い、20代、30代の若くておしゃれな感じの方が多かったです。
若い人たちにももっと落語の面白さを知ってほしいと新しい切り口の興業内容とスタイルでサンキュータツオ氏が始められたこの「渋谷らくご」も一周年。
着実に渋谷から発信する文化になっているような気がします。

by Ricophoo | 2015-11-19 23:41 | 落語 | Comments(0)

A太郎マニアIN大江戸あくび亭

懸賞 2015年 11月 16日 懸賞

f0036354_23185019.jpg日比谷にある「大江戸あくび亭」に昔々亭A太郎さんの落語を聴きに行きました。

帝国ホテルの通りを挟んだ向かいにあるビルの一室が11月20日までの期間限定の寄席になっています。木戸銭はたったの1000円。出演は二つ目の落語家さんばかりです。

会社帰りにふらりと立ち寄れるのが魅力です。
A太郎さん以外の出演は柳家やなぎさんと三遊亭日るねさん。
二人のボーダーラインぎりぎりの危ない芸風に少し恐怖を感じながらのA太郎さんの登場に正直ホッとしました。
演目は「八五郎出世」。
テンポもよく歯切れも良し!
A太郎さんの十八番にしても良い感じ。
前回の「紺屋高尾」から、またもやA太郎さんの古典。よく勉強されています。

来年1月には笑福亭鶴瓶師匠との落語会を控えていらっしゃいます。
古典と新作どちらがA太郎さんの魅力を引き出せるか…人ごとながら悩むところです。
今日のあくび亭 客席20席ほどですが大入りが出たそうです。
いよいよ来年はA太郎さんの年になりそうですね。

by Ricophoo | 2015-11-16 23:13 | 落語 | Comments(0)

A太郎マニア

懸賞 2015年 11月 12日 懸賞

f0036354_23215656.jpg浅草演芸場、上野鈴本、新宿末広、池袋演芸場…現在東京にある定席が4軒、国立演芸場、お江戸日本橋亭、お江戸広小路亭、横浜にぎわい座でも毎日のように寄席の興行が行われています。そのほかにもホール落語やライブスペースなどでの落語会、カフェ落語など、落語を聴きたくなったら、東京では、ほぼ毎日どこかしらで落語を聴くことができます。
今東京にいる落語家の人数はおよそ400人~500人と言われています。
そんなにたくさんいる落語家の中からお気に入りの落語家さんと出会う。
それはもう運命の出会いのようなものです。

ホール落語だとあらかじめ気に入った落語家さんが出演することを前提にチケットを買っているので、安心と満足が約束されています。
ところが寄席の場合様々な落語家さんが出演されているので巧い下手、好き嫌いに関わらず、席を立たない限り無理やり落語を聴かなければなりません。
つぎからつぎへと現れる落語家さんの中から自分の笑いの感性にぴたりとくる落語家さんに出会えるのはそう何人もいるものではありません。忍耐と辛抱の果てにキラリと光るダイヤの原石を見つける瞬間もたまにはあったりして…。
それが、まあ寄席に落語を聴きに行く楽しみでもあるのですが。
そこで出会ったのが昔々亭A太郎さんです。

今年5月「シブラク」で初めて昔々亭A太郎さんの落語「ほれうそ」を聴いてそのシュールな感性にグッときてから半年あまり。9月の「大天どん会」での再会を機に、今ではすっかりA太郎ワールドにはまっています。上野広小路亭で聴いた新作落語「罪と罰」。緩さと際どさのせめぎ合い、A太郎ワールド全開でした。

そして11月11日新宿レフカダ寄席「A太郎独演会」へ。
●昔々亭A太郎「面会」
●昔々亭A太郎「不動坊」
●三遊亭遊雀師匠「蛙芝居」
●昔々亭A太郎「紺屋高尾」

新作落語1席と古典を2席。A太郎さんの古典初めて聴きました。
予想外にとても良かった。
まず、声がいい。聴きやすい。華がある。可愛らしさと色気がある。
背の高いA太郎さんだからではないのですが
たとえて言うなら日ハムの大谷選手の長身から投げ下ろしてくる160キロのフォークボールのような落語でした。
勢いがあるということでしょうか。
たぶん巧さは後からついてくるもの。更なる精進で真打昇進目指して頑張って欲しいと思います。
次回はA太郎さん自ら手売りして下さった日本橋亭楽しみにしています。

by Ricophoo | 2015-11-12 23:14 | 落語 | Comments(0)

上野鈴本演芸場9月中席 夜の部

懸賞 2015年 09月 18日 懸賞

f0036354_20314267.jpg上野鈴本演芸場9月中席夜の部を観に行きました。

開口一番は前座 三遊亭百んがさん...【道具屋】

●三遊亭粋歌さん…【すぶや】…粋歌さんは女性の落語家さんです。初めて聴く粋歌さんでしたがその起承転結のしっかりと組み立てられた話の構成と多分シナリオをかなり勉強されたであろう台詞回しとストーリーの巧さに舌を巻きました。文句なしに面白い!東京に憧れる女子高生と東京に行かせたくないボーイフレンドの男子高校生とのやり取りが訛りの強い発音で面白おかしく聞かせてくれます。ハチ公前で声に出して「すぶや」と言ってみたくなりました。粋歌さんは墨田区出身だというのは驚き!

●鏡味仙三郎社中 太神楽曲芸 土瓶回しが圧巻の寄席の吉右衛門!

●三遊亭歌奴さん【初天神】…初めて聴く歌奴さんです。市馬さんの代演での登場ということで少し残念に思っていたところ、噺の巧さといい切れ味、テンポといい三拍子そろって大満足の歌奴さんの初天神。まだまだ私の聞いたことのない隠れた(私が知らなかっただけですが)名人が沢山いるんだなあと自分の勉強不足を反省しました。

●三遊亭白鳥さん【ナースコール】…白鳥さんと言えば新作落語。この日もおバカ看護師ミドリちゃんが繰り広げる奇想天外なストーリーの新作落語を堪能させて頂きました。白鳥さんがそのまま「ミドリちゃん」に見えてくるのは落語の妙味ですね。

●柳家小菊さん 粋曲…小菊姉さんの江戸情緒あふれる都都逸もさることながら曲の合間のおしゃべりがなんともウィットに富み、気品を感じさせます。寄席にはまだ江戸の粋とか鯔背が残っています。

●春風亭一朝さん【目黒のさんま】…一之輔さんの師匠でもある一朝さんです。「名前が一朝だけに一朝懸命にやります」とお約束のフレーズから、目黒のさんま。さんまに恋する殿様を茶目っ気たっぷりに演じてくれました!さすが芸歴40年以上のベテラン。この方もやはり名人のお一人ですが肩の凝らない安心感があります。

●春風亭百栄さん【鮑のし】…鮑のしとは言っても「のし」に関わる部分がない構成。百栄さんの鮑のしは独特の世界があります。主人公を演じているというより百栄さんがもとからその世界の住人であるような、それをこちらから、こっそり覗いているような感覚です。「ぽよよ~ん」という言葉がぴったりくる百栄ワールド全開の一席。

仲入り

●アサダ二世さん マジック…漫才ホンキートンクさんの代演で、まさかのアサダ先生の登場に大感激でした。時間が押しているのか、ロープのマジックを少しとカードマジックを一つだけ。間違えたのを誤魔化して知らん顔で次にいくのかと思わせておいての完璧なマジック。そのポテンシャルの高さに感服。

●隅田川馬石さん【粗忽の釘】…やはりかなり押しているのかかなり短めの粗忽の釘。
時間の帳尻を合わせるためとは言え、どこで端折るかどこに重きを置くかで、高座に上がる間際まで考えていらっしゃるのだろうと思います。構成を考えながら10の内の5や6で面白く落語を聴かせなければならないのは至難の業。馬石さんお見事でした。ほくろがチャームポイントのクリクリっとした感じの馬石さん。いつか全編聴いてみたいです。

●のだゆきさん ピアニカ漫談…ピアニカやリコーダーを使って芸を披露するという変わり種。ピアニカで救急車のサイレンの音マネやコンビニの来店を知らせる音マネなどクスリと笑わせる小ネタからピアニカで演奏するクラッシック音楽までその卓越したテクニックには驚くばかりです。それもそのはず経歴は東京音楽大学大学院卒のピアニストだったのだとか。どうして寄席の芸人になろうと思ったのでしょう…。若くて可愛いのださんだけに謎は深まるばかり。

●三遊亭天どんさん【居残り佐平治】…天どんさんでは新作落語しか聞いたことがなかったので、トリを務めるこの日も新作かと思いきや、まさかの古典!しかもかなりの大ネタ披露に驚きました。この日はいつもの天どんさんは姿を消し、キリリと引き締まった表情で別人のようです。新作落語の方が古典をビシッと決められると、それまでの印象が180度ガラリと変わりますね。でも個人的にはゆるい天どんさんの新作のほうが好きかも。

天どんさん自ら売ってくださったチケット。買った甲斐がありました。すべてにおいて見応え聴きごたえのある大満足の中席夜の部でした。

by Ricophoo | 2015-09-18 20:22 | 落語 | Comments(0)

大天どん会

懸賞 2015年 09月 12日 懸賞

f0036354_9231838.jpg9月10日お江戸日本橋亭で行われた「大天どん会」に行ってきました。
11日からは上野鈴本演芸場9月中席で夜の部のトリを務め、寄席はもとよりホール落語にらくごカフェなど精力的に出演されている三遊亭天どんさん。もしかしたら今一番勢いのある噺家さんかも知れません。しかし勢いがあるとは言っても天どんさんの持つ独特の雰囲気と緩い喋りは、力みを全く感じさせません。







と言うわけで「大天どん会」開口一番は 
春風亭一花さん【たらちね】女性落語家独特の「がんばってる感」を感じさせないしなやかな口調がとても心地よい。聞きやすいしメリハリもあって、今まで聴いた女性落語家さんの中では断トツの上手さ。とても前座とは思えない落ち着いた一席。一花さんにはちょっと注目です。

天どんさんが仲入りを挟んで3席。すべて新作落語を披露してくれました。

●池袋演芸場の寄席を舞台に脱法ハーブ(危険ドラッグ)の使用を疑われた売れない落語家と警察官とのハチャメチャなやり取りが笑わせる一席。

●二席目は、ミステリーバスツアーで訪れたのは群馬の田舎。実はそこは自身の実家の畑だった…という話。三浦友和とか映画「潮騒」のワンシーンを織り込む天どんさんの心にくいセンスに3000点。

●三席目は、占いの館で働く占い師の女性と隣のブースの水晶占いの女性との脱力系怪談噺。天どん演じる女性があまりに緩いので怪談話なのに意味もなく笑えます。
喬太郎さんの演じる女性が80年代っぽいのに比べ天どんさんの演じる女性は90年代的。全体的に「ゆとり」っぽい。

●ゲストにはあの昔々亭A太郎さん【ほれうそ】…5月の「しぶラク」以来久々のA太郎さんです。ついて来られる奴はついてこい!的な観客突き放ち系の予測不可能なシュールさが際立ちます。言いっぱなしの責任感のない感じがたまらなく癖になりなります。

さて、次は上野鈴本演芸場9月中席夜の部トリ「ぼくらの七日間天どん」です!
(市馬さんも出演します!)
頑張ってと言いたいところですが、頑張らない感じが持ち味の天どんさんです。どんなトリの落語を聴かせてもらえるか今から楽しみです。

by Ricophoo | 2015-09-12 09:18 | 落語 | Comments(0)

謝楽祭(しゃらくさい)へ行ってきました

懸賞 2015年 09月 06日 懸賞

f0036354_19144832.jpg9月6日湯島天神で行われた落語協会主催の「謝楽祭」に行ってきました。

幕末から明治初期にかけて活躍した落語家三遊亭円朝を偲ぶ「円朝まつり」が「謝楽祭」と名前を変えて三年ぶりに復活しました。
「謝楽祭」は落語家の方々と落語ファンとの交流イベントです。芸人さんたちによる文化祭と言う感じの賑やかで楽しい催しでした。

落語家さんや芸人さんたちが綿あめや焼きそば、かき氷やお酒などの屋台を出していたり、グッズの販売を行っていたり、似顔絵を描いてくれる屋台やクイズやゲームの屋台があったり…どこから見たらいいか迷ってしまいました。またステージでは落語協会女流有志による「木遣り」や神楽、大道芸、大喜利選手権など大いに盛り上がっていました。落語ファンにとって何より嬉しかったのは寄席や舞台でしか見ることができない落語家さんたちが、会場の狭い湯島天神の境内に普通にうろうろと歩いていたり、声をかけると気軽にサインに応じてくれたり写真を撮らせてもらったりできたことです。
アサダ先生は「マジックアサダ屋」というブースでトランプのカードマジックを目の前で行ってくれました。

f0036354_1924653.jpgちょっとお疲れ気味の春風亭一之輔さん。声を掛けると気軽にサインをしてもらいました。おまけに写真もパチリ。




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林家正蔵さんともパチリ。サインしてもらいおまけに千手札のシールを頂きました!




f0036354_19245264.jpg普通に歩いていたすず風金魚師匠をつかまえてツーショットをお願いしたら金魚ファンにとっては最高の一枚で応じてくれました!


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そして何気なく立ち寄った市馬さんのグッズを販売するブースでは、まさかの市馬さんがいるではありませんか!突然の事で緊張のあまり汗が吹き出し手足が震えましたが勇気を振り絞りトートバックを購入してサインをしてもらいました!

「いつも応援しています!」と声をかけたら握手もしてもらえました!
筆舌尽くしがたし!
もう落語ファン演芸ファンにとっては夢のようなイベントです。
実行委員長の柳家喬太郎さんが兼ねてより心配していたお天気も
あいにく閉祭の16時頃は雨が降り出したものの何とか開祭中は曇り空で「謝楽祭」も大成功となったのではないでしょうか?
落語家・芸人の皆様、そして喬太郎さんお疲れ様でした。
来年も「謝楽祭」楽しみにしています!

by Ricophoo | 2015-09-06 18:58 | 落語 | Comments(0)

みんなのビックショー

懸賞 2015年 08月 29日 懸賞

f0036354_2362179.jpg8月26日なかのZERO小ホールで、今年も行われた「みんなのビックショー」を観てきました。「~市馬・喬太郎 ふたりのビックショー改め~」という副題のとおり市馬さん、喬太郎さんの競演というだけでも凄いことなのに、脇を固めるのが、去年も緩すぎる笑いで会場を沸かせてくれた寒空はだかさんと三遊亭天どんさん、イロモノにはボンボンブラザーズさんというだけあって、どの方もハズレなし!今年も会場中が大爆笑の渦に巻き込まれていました。

開口一番は、柳家つる子さん〈前座〉「金明竹」



●三遊亭天どんさん「ひと夏の経験」…その緩さが心地いい天どんさんの落語は夏の疲れを癒してくれます。一年ぶりに聴く「大きなお兄さん」の歌。今年は4番から6番を歌ってくれました。新作のキレもさすがです。9月上野鈴本中席でトリを務められるとのこと。伸び盛り!友人と天どんさん押しを誓いました。

●寒空はだかさん(真空ギター漫談)…天どんさんと緩さを競わせたら甲乙つけがたしといったところでしょうか?埼玉ネタで得意の真空ギターを駆使してご当地ソングをたっぷり聞かせてくれました。そしてご存じ「東京タワーの唄」。一度聴いたら3か月は頭の中に鳴り響くという幻聴のような歌です。
その外見からは想像つきませんが1964年生まれとか!(意外と年取ってる)東京タワーの唄も誕生から20年を超えるらしいです。私たちは、はだかさんの来るべきブレイクを信じて疑いません。

●柳亭市馬さん「蒟蒻問答」…はだかさんのご当地ソングネタをまくらに、さりげなくというか強引にというか「蒟蒻問答」。噺にメリハリが利いていて切れ味鋭く、文句なしのこれぞ古典の王道!さすが市馬さんです。

仲入り

●ボンボンブラザース(モダン曲芸)…高齢ともいえるようなお二人の息を飲むような曲芸の数々。高齢というところからくる別の意味での緊張感がたまりません。しかしそこはベテラン、一言も発せず客席の方を巻き込んで笑いを取るところは長年寄席で培ってきた一流の証。

●柳家喬太郎さん「宴会屋以前」…往年の芸人やテレビ番組の話題を軸にしたちょっとノスタルジックな人情話。7月の落語会で聴いた喬太郎さんの古典「本郷刀屋」の迫力ある落語も素晴らしかったですが、やっぱり喬太郎さんの新作は味があります。市馬さんと同様に喬太郎さんには外れがありません。

f0036354_2364722.jpg落語が終わりロビーに出ると天どんさんが手売りで9月に行われれる上野鈴本演芸場のチケットを販売していました。
天どんさんはとても優しく気さくな方で、高座を降りて着物を脱いでもあの緩さに変化なし。
まるで10年来の友人のように話せてしまう雰囲気についついチケット購入。
天どんさん頑張れ!

by Ricophoo | 2015-08-29 22:54 | 落語 | Comments(0)