<   2008年 07月 ( 1 )   > この月の画像一覧

懸賞 懸賞

最高の人生の見つけ方

懸賞 2008年 07月 27日 懸賞

6月にロブ・ライナー監督作品「最高の人生の見つけ方」
そして先日 パトリス・ルコント監督作品「僕の大切なともだち」を観て来た。
どちらの作品も面白く、人生について、友情について考えさせられ、
そしてどんなことにも一歩を踏み出す勇気の大切さを教えてくれるそんな映画だった。

f0036354_123723100.jpgまずは「最高の人生の見つけ方」から

ロブ・ライナー監督作品といえば一番に思い出すのが
「スタンド・バイ・ミー」である。
「スタンド・バイ・ミー」は、人生で初めて「死」と向き合った少年達の
ひと夏の冒険の旅を描いた傑作である。
その「スタンド・バイ・ミー」から20余年、名匠ロブ・ライナーが
「最高の人生の見つけ方」で描きだすのは、人生の最後に
「生きること」と真正面から向き合い、互いに支えあいながら、
人生最後のゴールへと踏み出していく、老紳士二人の冒険物語である。

歴史学者になる夢を諦め、家族のために46年間、
自動車修理工として油にまみれて勤勉実直に生きてきた男カーター。

独身で家族を持たず、企業買収や会社を大きくすることだけに
心血を注ぎ、望むものをすべて手に入れてきた大金持ちの豪腕実業家エドワード。
この出会うはずも無い二人が、折りしも同じ病院の同じ病室で
「末期がん、余命6ヶ月」と宣告を受けることになってしまう。

何の共通点もない、二人を結びつけたのは、
カーターの書いた一枚の「棺おけリスト」だった。
「棺おけリスト」とは、自分が死ぬまでにやっておきたいことを
書き出したリストである。
46年間家族を養うためにやりたいこともやらずに
身を粉にして働いてきたカーターは、棺おけリストを書いてはみたものの、
これまでの人生と同じように現実を思い躊躇し、ゴミ箱に捨ててしまう。
エドワードがゴミ箱の棺おけリストをみつけたことから、
二人は言い争いになりながらも、
自分達の間には、とても大切なものがあることに気がつく。

「これまでの人生で、やらなかったこと、知らなかったこと、足りなかったこと、諦めていたこと、目を背けていたこと、忘れていたこと、忘れようとしていたこと…」
そして「残された時間を自分自身のために費やすこと…」

躊躇するカーターを説得し、そうして生涯最後の二人の冒険の旅が始ることになる。

欧州、アフリカ、インド、香港、…世界の壮大な景色と美しさを味わいながらリストを達成していく二人。

夢を諦め続けてきた男が最後に見つけた本当の幸せとは…?

望むものをすべて手に入れてきたはずの男の本当に手に入れたかったものとは…?

余命6ヶ月でこんなに元気にいろんなところへ行けて、こんな豪勢な旅ができるなんて
ちょっと現実離れしているところもあるが、こういうポジティブ精神がアメリカ映画のいい所。
何より、名優モーガンフリーマンと怪優ジャックニコルソンの競演が素晴らしかった!
役を離れたところでも、お互いがお互いを尊敬し、この共演を心から喜んで演じているのが手に取るように判った。

映画でも水と油のような二人に固い絆の友情が芽生えていく。

私が、この映画で一番好きなシーンは、
エドワードがいたずらで棺おけリストに書き込んだ
「世界一の美女とキスをする」という項目が最後に叶うところだ。
このシーンはもう涙なしでは見られなかった。

余命6ヵ月、自分ならどんなことを思うだろうか?
棺おけリストにはどんなことを書くだろうか?

棺おけの中に入るとき後悔を持ち込まないために、
最高の人生だったと心から微笑んでいられるように、
夢を持ち、夢を叶えるために、今を大切に精一杯生きたい。

by Ricophoo | 2008-07-27 12:44 | 映画 | Comments(1)