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マルタのやさしい刺繍

懸賞 2008年 10月 18日 懸賞

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シネスイッチ銀座へ本日公開の「マルタのやさしい刺繍」を観に行った。
若干35歳のスイスの女性監督ベティナ・オベルリが紡ぎだす世界は
すべての夢見る女性達に捧げる応援歌、
そして心温まるハートウォーミングムービーだった。

舞台はスイスの小さな村。
9ヶ月前に夫に先立たれた80歳のマルタは、生きる気力をなくしていた。
喪服を着たまま、日々を過ごし、願わくば早く夫の元へ逝くことばかりを考える毎日。
そんなマルタに早く元気を取り戻して欲しいと願う友人達。

“アメリカかぶれ”と軽く見られている未婚の母・リージ。
老人ホームでの暮らしに嫌気がさしているフリーダ。
体の不自由な夫を抱え、息子と反目するハンニ・・・。

彼女達は遠い昔、縫製をしていた過去を持つマルタに、破けてしまった合唱団の旗を直す仕事を依頼する。
そこで、マルタは忘れかけていた若かりし頃の夢―。
“自分でデザインして刺繍をした、ランジェリー・ショップをオープンさせること”を思い出す。

しかしキリスト教色の強い保守的な村では、マルタの夢はただ周りから軽蔑され、
牧師である息子からは猛反対を受ける。
それでもマルタは友人3人とともに夢を現実のものとするために動き出す。
友人達も、それぞれが自らの暮らしに悩みを抱えているからこそ
マルタの夢を実現させたいと、自分たちにできる小さな一歩を踏み出して行く。

主人公はスーパーヒーローでもなく、セクシーヒロインでもない
どこにでもいる80歳のおばあちゃんだ。
そのおばあちゃんがスーパーヒーロー以上に観ている私たちに
夢と希望と勇気を与えてくれる。

変化を恐れてはいけない。
逆にそれをチャンスと受け止め、新しい一歩を踏み出すことのなんと素晴らしいことか!

20歳の若者の見る果てしない夢もあるだろう。
でも夢を見るのに年齢なんて関係ない。
夢を持つ心と叶えようとする努力、一歩を踏み出す勇気さえあれば
夢はきっと叶うはず。

夢に向かって挑戦していく80歳のマルタの姿は夢を諦めてしまいそうな心に小さな
灯をともしてくれた。

by Ricophoo | 2008-10-18 20:33 | 映画

24時間ゆめリレー in 湘南ひらつか その4

懸賞 2008年 10月 14日 懸賞

f0036354_21215928.jpg10月4日の午後13:00からスタートした24時間走が終りました。
走行時間23時間58分42秒で93周、走行距離は158.84㎞で
個人女子の部3位に入賞することができました。
リザルドをみて見ると、あんなに猛スピードで追い上げてこられ、
私を戦々恐々とさせた69番の方は、蓋を開けてみたら
なんと138㎞で6位でした。
4位の方も145㎞と実際には
私と13キロも差がついていたとは・・・。
眠らずに走ったことが、こんなに大きく差を広げたのでしょう・・・。
眠らずに走ることがいいことか悪いことかは判りませんが
地道にこつこつ歩を進めることは、ゆっくりでも、決してスピードがなくても、
小さな1歩が大きな1歩を生むのだと言う事を心から実感することができました。

f0036354_21341069.jpg個人男子の部では、お師匠が、常連ベテラン勢を抑えて堂々の2位に入賞されました。

表彰式ではランナーズウェルネス代表の
坂本雄次さんから盾と賞状を頂きました。
協賛されたスポンサーの関係者の方からも
持ちきれないほどの賞品を頂きました。


あれから1週間が過ぎました。
走っているときは永遠に感じられた時間が終ってみればあっという間
遠い夢の出来事のように感じます。
疲れはまだ体の奥深くにずっしりと蓄積されているようですが
気持は不思議にすっきりしています。

それは多分最後の12分の爆走があったからだと思います。
後半、動かない足を引きずりながら、ひたすら歩き続けて、
走れないジレンマに焦ったり諦めたり・・・このまま24時間が終ってしまったら
気持的には不完全燃焼で終っていたに違いありません。

最後の12分で自分の納得のいく走りができたことで
これからも、レースに限らず、辛いことや苦しいことがあったとしても
諦めないで、自分を信じて頑張れるような気がしました。

4月に100キロを走った後は、2、3日は筋肉痛で身体がロボットのようになっていましたが
今回は、160キロ近く走ったにも関わらず、
次の日から仕事に出かけ1週間休まずに働くことができました。
人間は慣れる動物なのか、はたまた自分が強くなったのか・・・

これからもいろんなことにチャレンジして
より強い心と、より強い肉体を目指し、日々精進
この先の人生をより豊かに過ごして行きたいと思っています。


追記:先日24時間に持っていったリュックを整理していたら、手付かずの3錠の「ロキソニン」を発見しました・・・・・・・・。24時間走の間、足の痛みを軽減するため、3回に分けて私が服用したあの薬は、一体なんだったのか・・・。
服用後、確かに足の痛みが消えたような気がしましたが。
薬など所詮気の持ちようなのかもしれません。

by Ricophoo | 2008-10-14 21:26 | スポーツ

24時間ゆめリレー in 湘南ひらつか その3

懸賞 2008年 10月 11日 懸賞

控えのテントから戻る途中に現時点での順位や記録の掲示板を見て来ました。
現時点で、私は3位、お師匠は4位。
お師匠の4位は素直に嬉しく感じましたが、自分の3位は、眠らないで走ってるだけの単なる暫定的な順位でしかないととても冷めた感覚で受け止めました。
コース上でお師匠に「今4位だよ!」と声を掛けると
「え?本当に?」と言った途端にスピードアップ。このシンプルなまでの単純さがスポーツには必要なことなのだと思います。
当の私はと言うと、いざるように、痛い足を引きずって歩くだけで時間だけが足早く過ぎていきます。
真夜中、まだまだスピードを出し走っている何人かの女性ランナーに何度となく抜かれていきました。順位の後退は日をみるより明らかです。
とうとう耐えきれず私設エイドでお茶をのんだ後、固い土の上で横になりました。
もうゆうに120キロ以上は走ってるはずです。想像以上の疲労と足の痛みに打ちのめされました。
死んでるみたいに倒れている私の横を何人ものランナーが歩きながらでも通りすぎて行くのが夜の闇の中にうすぼんやりと見えました。
みんな孤独で苦しいのだ…。誰に何を言われたわけではありませんが、気がついたら私もすくっと立ち上がり再び歩き出していました。
ただ歩いているだけでは気持ちが萎えてしまいそうなので、腕を前後に大きく振り歩幅をできる限り広げて歩きました。そうすると気持ちも弾んできて、元気が出てきます。不思議なことに5周のうちの1周、6周のうちの2周と、足をあげ、緩やかなスピードではありますが、少しずつ走ることができるようになりました。

明け方、順位を見るとお師匠は2位に浮上、私の順位も変わらず3位のままでした。
まだ8時間以上あると思い気が遠くなった瞬間に、通りがかりの男性から「もうすぐ日の出ですよ!明るくなりますよ!頑張って下さい!」そう声を掛けられ、目が覚めた気がしました。

244君とはなぜかあまり遭遇しなかったのですが、時々エイドの近くで会って
言葉を交わしました。
「キツイっすね~!」と言いつつ結構爽やかな笑顔です・・・。

夜中にずっと歩いていたあの7番のおじいさんは、私が明け方フラフラになって歩いていたら、その横を「頑張ってくださ~い!」と軽々と走って行ってしまいました。
テーピングを足にグルグルに巻きつけ一見弱々しくみえるおじいさん、侮るなかれ!
こちらが励ましていたつもりが反対に励まされてしまいました。
後半にめちゃ強かったです。
さすがベテラン、24時間の走りを熟知しているようです。

ウルトラには「ロキソニン」がいいよ。と前にお師匠に言われていたのを思い出し
今回、風邪のときに貰っていた「ロキソニン」を3錠もってきました。
ロキソニンは消炎鎮痛・解熱の作用がある薬です。
足の痛みの緩和にもなると思い、3錠を数回にわたって服用しました。
ロキソニンを飲むと、痛みがなくなりずいぶん楽になるような気がしました。

この24時間走のためにスキンズのタイツも買いました。
着るサプリメントと言われているスキンズ、疲れが緩和されると評判のタイツです。
効果の程はどんなものかと期待していましたが
結果、よく判らないというのが本音です。
膝の調子があまり良くなかったので、途中でcw-xにすればよかったと後悔しましたが、
可もなく不可もなくといったところでしょうか。

そうこうしているうちに、残り数時間になり、先が見えてきてきましたが
そんな中でも69番の女性はキロ4分近い爆走で私を軽々と抜いていきます。
順位表を見ると69番の女性は現時点で多分5位か6位。
「きっとあの女性が3位に浮上してくるのだろうな・・・こんなゆるゆるの走りしかできない私が
3位になるより、最後まで爆走し続けるあの女性こそが3位にふさわしい人だ」と冷静に考えたり、少し焦る気持もあったりと葛藤を続けながら、自分なりのスピードでゆっくりと歩を進めていきました。
あと2時間、3時間・・・それまで元気に走っていたお師匠が
フラフラになって前を歩いているのが見えました。
残りのパワージェルを1つ分けてあげました。
エイド近くの水場では、やはりあんなに元気に走っていた、フェイスペイントの○浦さんが、人に背中を叩いてもらい、吐いていました。
24時間走は、自分の心と身体を極限まで追い込んでいくのですから、
本当に凄まじい世界です。

「頑張って下さい!」
同じ場所で何度も応援してくださる方
他のランナーの応援なのに、知らない私にまでアイスを差し入れてくださる方
コース上でも同じ24時間のランナーや、リレーマラソン参加のランナーの方から
何度も温かい励ましの言葉を受けました。
人間の温かさ、スポーツを通しての人とのふれあいの素晴らしさに
感動しながら、今度は感激の涙を流しながら走りました。

そろそろ24時間が終わりに近づいてきました。
あと15分だというアナウンスの女性の声が聞こえました。
その頃、1周を約20分ほどで回っていたため、24時間を待たずに
ゴールしてしまおうかという思いもありましたが
最後まで走り続けようという初心を思い出し、ラスト1周を走り出しました。
何周走ったのか、何キロ走ったのかはわかりませんが、
最後はしっかり走りたい!そう思った瞬間、足の痛みが嘘のようになくなり
あんなに動かなかった足が自由自在に動くようになりました。
そこからは、とにかく必死で走りました。
さっきまでの自分とは思えないような走りです。自分の中にまだこんな力が残されていたのかと信じられない思いでした。明日で46歳。
もう46歳と考えるか、まだ46歳と考えるか、走りにしても同じです。
結局、限界を決めてしまうのは自分自身なのです。
まだまだやれる!
自分の中の可能性を少しだけ信じてみたくなった一瞬でした。
そして、24時間のタイムリミット2分前、本当に多くの人たちが応援してくれる中
23時間58分で、ゴールをしました!なんと信じられないことに12分弱で1周を走りきりました。
長い長い24時間走が終りました。

by Ricophoo | 2008-10-11 14:12 | スポーツ

2008 24時間ゆめリレー in 湘南ひらつか その2

懸賞 2008年 10月 09日 懸賞

平塚総合運動公園の周回コースは1周1.768キロのほぼ平坦なコースです。
平坦と言えども、何周も同じところをグルグル周っていると
1、2箇所ほど難所といえる場所が、如実に現れてきます。
それは球場を過ぎて、公園に入る直前の坂です。
普段なら、坂と認識するほどでもない微かな登りが
時間の経過、疲労の蓄積とともに、夏に登った涸沢や
丹沢の山道の激坂に匹敵するくらいに感じるようになりました。

走り始めは、244君の友人の山○さんと
おしゃべりをしながら、1周11分~10分半のニコニコペースで走りました。
呼吸も楽で、このままどこまでも走れそうな気がしました。
7,8周で山○さんと別れ一人旅。
あまりにも気持よく走れるのと、駅伝チームの爆走につられ
時々は1周を9分弱で走ってしまい、ついつい「自分は24時間走る」のだということを
忘れそうになってしまいます。
そうです。先は長いのです。あと18時間。
6時間走の人たちは19時で終了してしまい
ずいぶん走っている人が少なくなってきました。

後から追い抜いていくお師匠は、「ヘイ」とか「ファイ」とか
よく判らないような言葉を発し、一定のリズムを崩さず淡々と走っていきます。
24時間走では有名な「フェイスペイントの麗人」○浦さんは、
お師匠と走り方がそっくり。殆どぶれない姿勢、真っ直ぐに伸びた背中と
腕の振りまで瓜二つ。キャラもどこか似ているような・・・。
計測のアーチを通り過ぎる時には「只今○○周完了!○○周入ります!」と大声で
叫びながら通過します。
また、毎年ゆめのしまで拝見していた、7番さんは、おいくつなのか、かなりのご高齢。足にグルグル巻いたテーピングが痛々しく、つい人ごとながら心配になってしまい、すれ違う時「頑張りましょう」と声を掛け合い励まし合いながら走りました。
他にもキロ4分ほどでガンガン飛ばしていく女性ランナーや
子供達に大人気のカエルの着ぐるみの19番さん。馬の尻尾をつけた男性ランナー、
若い男性もいれば、60代くらいと思しきマイペースな女性ペアもいました。
24時間個人の部に参加されているかたは男女総勢67名。いろいろな方がいらっしゃいました。

エイドには水、メダリスト、さかなのちからというサプリメント、
レモン、ウメボシ、バナナ、飴、グミ、塩がありました。
夕食は休憩テント近くでパスタの給食サービスがあったのですが、テントは遠くて並ぶのも面倒くさいので、自分で買っていたパンを
走りながら手に握り締め少しずつ食べました。
私設のミニエイドに置いていたゼリー、梨やリンゴといったフルーツも
食べやすかったです。おにぎりなどの喉越しの悪そうなものは
食べる前からどうにも敬遠してしまい、あまり手をつけませんでした。
特に身体に沁みたのは、コース上にある自販機で買って飲んだ
缶コーヒーでした。何周かごとの楽しみにして、缶コーヒーを飲むために、あと1周頑張ろうという気持になりました。

夜8時からは12時間走の方が加わり、また少しにぎやかになりました。

夜中は音楽を聴きながら走りテンションを上げていきました。
時々小さな声で歌を歌いながら走ったりもしました。
ところが夜中の3時半頃、ちょうどi-podの電池も残り少なくなってきた頃
足が動かなくなってきました。
歩いていると寒くなり着替えをしようと控室のテントに行ってみたら
4、5人の女性が寝袋に包まって眠っていました。
大きな音を立てないように着替えを済ませ、しばらくぼーっとしていましたが
横になって眠ろうという気には、なぜかならず
大きな脱力感を背中に背負いながらテントを後にしました。

きつい・・・・
走りたい・・・・
でも足が動かない・・・

引きずるように足を動かし、無理やり歩を進めました。
とにかく歩こう・・・。
走り始めは10分ほどで走れた1周に20分、酷い時では30分以上かかりました。
動かない足・・・
何がいけないのだろう?走り込みが足りないからか?
体幹が弱く筋力がないからか?
不甲斐無い自分が悲しくなってきました。
みんな同じように辛くて苦しいはずなのに、スピードはなくても
きちんと「走れる」のは何故?自分は何故走れないのか?

by Ricophoo | 2008-10-09 00:22 | スポーツ

2008 24時間ゆめリレー in 湘南ひらつか

懸賞 2008年 10月 08日 懸賞

f0036354_2246240.jpg10月4日、5日に行われた
「2008 24時間ゆめリレー in 湘南ひらつか」
24時間個人の部に参加してきました。
24時間仲間と襷をつなぐ恒例の、ゆめのしまでのリレーマラソンには毎年参加してきたわけですが、一人で24時間を走るのは
初めての体験です。
一体24時間走とは、どんなものなのか・・・?
24時間のうちに生じる自分自身の身体の変化、心の変化を
ただ単純に知りたくなり、参加を決めました。

そしてなにより、走り終えた翌日が
自分の誕生日だということも、参加への大きなきっかけとなりました。
40歳からの5年は、いろんなことを達観しつつも
どこかジタバタしていたような気がします。
これから50までの自分の立ち位置をしっかりと
見極めるためにも古い自分をどこかに捨てていかなければなりません。
新しい自分へ、次の自分へ生まれ変わるために
その意味でも、この湘南ひらつかを45歳の自分の墓場にしようと
思い立ったわけです。

こういう自分自身の身体を極限まで追い込む遊びは
守るものが何もない、この歳になったからこそできる遊びです。

4日の平塚の最高気温は24.6℃,最低気温15.1℃。
多少日差しが強く感じましたが、まずまずのマラソン日和。
お師匠の誤算で受付時間の締め切り間近に会場入り。
13時のスタートまでにゼッケンをつけたり、ゴハンをかき込んだり
コース上にミニエイドを作ったり、会場の雰囲気を楽しむ暇もなく
慌しくかなり焦りました。

今回一緒に参加するのは、お師匠
そして、244君、244君の友だちの山○さん。
お師匠は今まで3回100キロのウルトラを走っていますが
244君とワタシはまだ100キロを1回走っただけで
山○さんにおいては、フルマラソン以上の距離を
走ったことがないとのこと。

そして13:00いよいよスタート!それぞれの24時間の幕は切って落とされました。

by Ricophoo | 2008-10-08 22:48 | スポーツ