黄金の日々

懸賞 2016年 11月 23日 懸賞

f0036354_23215238.jpg毎年話題となる大河ドラマの中でもこの1978年NHKで放映された「黄金の日々」は伝説の大河とも呼ばれるほどの人気を博したドラマだった。
今年の「真田丸」でもこの作品をオマージュとして松本幸四郎演じる助左衛門を放送当時の扮装そのままの姿で登場させたほどだ。
脚本家の三谷幸喜氏の意向だというが、当時ドラマに熱狂していた私もこのにくい演出と38年ぶりの助左衛門に歓喜した!
で、懐かしさのあまり原作を読んでみた。
城山三郎著「黄金の日々」は、安土桃山時代にルソンに渡海し貿易商を営み豪商にまで上り詰めた
呂宋助左衛門と歴史に翻弄された自由商業都市 泉州・堺の町の栄枯盛衰を描いた歴史小説だ。
壮大な夢と財力を武器に為政者と対峙し、海をわたり異国で活躍していく助左衛門の気概ある生き方に痺れた!
世界的に閉塞している経済や外交問題が深刻となっている昨今、この助左衛門の日本と言う狭い枠に捉われないスケールの大きな生き方や考え方を
もっともっと今の若者にも知って欲しいと強く願う。

# by Ricophoo | 2016-11-23 22:58 | | Comments(0)

お父さんと伊藤さん

懸賞 2016年 10月 11日 懸賞

f0036354_22271489.jpg渋谷シネパレスでタナダユキ監督作品「お父さんと伊藤さん」を観てきた。
主人公の彩は書店でアルバイトをしている34歳、コンビニのバイトをしていた時に知り合ったバツイチ54歳の伊藤さんと彩のアパートで同棲している。
20歳の年の差カップルだが世代ギャップを感じさせないほど二人の暮しはいたって穏やかでつつましい。自然体で心地いい雰囲気だ。
そんなある日彩の父が兄夫婦の家を追い出され彩のアパートに転がり込んでくる。
昔から厳格で頑固な父のことが苦手だった彩は、二人だけの平凡で穏やかな暮らしを乱されることに腹を立てる。給食のおじさんをやっているという素性の知れない何だか掴みどころのない伊藤さんの存在にムッとするお父さん。そんな二人とは反対に、とくに動じる風もない伊藤さん。

こうして3人の奇妙な共同生活が始まるが、ある日お父さんが突然行方不明になってしまう…。

この映画ほのぼの映画というより社会派的な要素を多く含んだ映画である。
老人介護、空き家問題、若者の働き方や女性の子供を産まない選択等、現代社会が抱えた家族の問題をさりげなく散りばめ、こちらに向けて投げかけてくる。
良い悪いの判断ではない、それぞれの答えを探していくヒントを与えてくれる。
ヒロイン彩を演じる上野樹里、演技なのか素のままなのか分らないほどはまり役の伊藤さんを演じるリリー・フランキーの肩の力が抜けた感がたまらなく魅力的な映画だった。

# by Ricophoo | 2016-10-11 21:59 | 映画 | Comments(0)

よってたかって春らくご‘16 21世紀スペシャル寄席ONE DAY

懸賞 2016年 04月 24日 懸賞

f0036354_0482764.jpg4月16日有楽町のよみうりホールで行われた「よってたかって春らくご‘16 21世紀スペシャル寄席ONE DAY」夜の部を観に行きました。
本日の出演は
前座 柳亭市丸さん【金明竹】


●柳家三三さん【元犬】元犬は前座の方から大御所の方々まで演じられるあまりにも有名な噺ですが、この王道過ぎるお噺を慣れ合うことなく丁寧に小気味よく演じられるのはさすが三三さんだと唸りました。今日の三三さんのサゲは、シロのお母さんが実はお元さんだったという、初めて聴く予想外バージョンで新鮮でした。

●三遊亭兼好さん【締め込み】存在そのものが個性となっている落語家さんも多くいる中で、兼好さんは観客の気持ちに寄り添って一緒になって噺の中の登場人物の個性を輝かせてくれる稀代のストーリーテラーだと思います。この「締め込み」という演目は初めて聴く噺でしたが、面白くておかしくて本当にお腹を抱えて笑ってしまいました。泥棒が遠慮がちに勧められたお酒を飲み、酔っていく様は、もう抱腹絶倒!本日、横綱級の人気落語家競演の中、この日の兼好さんは頭一つリード!観客を噺の中にぐいぐいと引き込む兼好マジックに感動です。次は独演会観に行きたいです。

仲入り

●柳亭市馬さん【粗忽の使者】落語ブーム再燃で会長は東奔西走、忙しいのでしょうね。まくらもそこそこで粗忽の使者。平成25年5月に上野鈴本で死ぬほど笑わせてもらった噺です。市馬さんの噺を存分に聴きたかったので、このコンパクトで短めな流れが非常に残念です。しかし、そこはやっぱり市馬さん!噺は短めでも存分に笑わせてもらいました。

●柳家喬太郎さん【へっつい幽霊】最近喬太郎さんの新作を聴く機会がありません。ひたすらバカバカしくナンセンスな喬太郎さんの新作は大好きです。でも喬太郎さんの古典は新作の時の表情とはまた違った魅力で溢れています。「へっつい幽霊」は1773年からある古い噺。文字通り喬太郎さんの古典落語です。小細工なしのストロングスタイルの落語で笑わせてくれました。

終演後よみうりホールの外に出たら、和服姿の兼好さんがマスクをして歩いていました。
「とても面白かったです!」とお声をかけたら、わざわざマスクを外して「ありがとうございます」と笑顔の神対応。とてもジェントルな方でした。お人柄が落語にも滲み出ています。
もう今年は兼好さん押しで決まりです。

# by Ricophoo | 2016-04-24 00:20 | 落語 | Comments(0)

半蔵門の三青年と麹町の釣り小僧

懸賞 2016年 04月 17日 懸賞

f0036354_8553477.jpg今年も桜の季節が終わった。
皇居、国立劇場、神田川沿い、千鳥ヶ淵、靖国神社、四ツ谷、呑川、多摩川…毎年都内を縦横無尽に走りながら、桜の名所と言われる場所のたくさんの桜を観ることができた。
桜を見ながらスマホで写真を撮った。撮った写真を見返していると毎年同じ桜を必ずと言っていいほど同じアングルから撮っている。心の動きや行動パターンが毎年悲しいほど変わらないということか。そんなことを思いつつも、きっと来年も同じ桜を同じように撮った写真がスマホの中に収められるに違いない。

そして今年も相変わらずの定点観測。桜をバックに半蔵門公園の三青年である。
思えばかわいそうな三青年だ。半蔵門に集う鳩の群れに完全にバカにされている。
鳩たちは彼らの頭上に止まり、これでもかというほどフンを垂れ流す。彼らの顔や背中には幾重にも浴びせられた筋状の鳩のフン。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、懸命に裸で堪えている姿には華やかな桜の陰に涙を誘う。憐れ半蔵門の三青年。

しかし彼らの悲しみは鳩のフンだけにはとどまらない。
世間では格差社会と言われて久しいが、じつは銅像の世界にも確実に格差社会は存在するのだ。

麹町の地下鉄の入り口に「夏の思い出」という小さな少年の銅像がある。
麹町の釣り小僧だ。
なぜ格差社会というのかというと、半蔵門の三青年が一年を通じて鳩フンの被害を受けながらもガチ全裸で過ごしているの対しこの釣り小僧はチョッキとズボンをを着ているにも関わらず、そのまた上に洋服を着用しているのである。それはもう重ね着とかの範疇を超えている。

f0036354_983712.jpg或る時は洒落たデニムのボトムと手拭をアレンジした小粋なシャツで普段使いのコーディネート。












f0036354_99897.jpgハロウィンの頃には仮装よろしくハロウィン仕様の衣装を身に纏い、木枯らし吹く寒い季節には手編みのウールのベスト。(マフラーを巻いている時もある。)お祭りシーズンには鯔背な半纏姿、









f0036354_9104825.jpgこれは花笠祭の頃だろうか?帽子の上に花笠まで被せる念の入れようだ。








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春と秋の火災予防週間の頃になると決まって消防服姿に変身する。とにかく釣り小僧は衣装持ちである。何度も言うようだが釣り小僧は服を着ているのにである。

日本人は遠い昔からお地蔵さまに笠を被せたり、前掛けを着せたりしてきた。
寒くて可愛そう。という優しさからくる発想なのだろう。しかしなんだかなあ。こういう街中のオブジェって芸術作品なわけで。作者の意図や芸術性を無視してるよな・・・。


f0036354_9121499.jpg数年前釣り小僧の前に「いたずらしないでね」っていう張り紙が貼ってあったけど、どちらが「いたずら」なんだか。

格差是正!半蔵門の三青年にも洋服とは言わないまでも鳩よけの傘でも持たせてあげたいものだが。

# by Ricophoo | 2016-04-17 09:17 | | Comments(0)

春風亭一之輔独演会「一之輔のすすめ、レレレ~Vol.11」

懸賞 2016年 03月 15日 懸賞

f0036354_23192964.jpg3月12日なかのZERO小ホールで行われた春風亭一之輔独演会「一之輔のすすめ、レレレ~Vol.11」を観に行きました。

演目は以下のとおり
●春風亭一左さん【浮世床】
●春風亭一之輔さん【人形買い】
●春風亭一之輔さん【天狗裁き】
仲入り
●加納真実さん【加納の時間】
●春風亭一之輔さん【愛宕山】

今回は独演会ということで、今まさに江戸の落語界を背負って立つと言っても過言でない春風亭一之輔さんの魅力を余すところなく、味わえる本当に楽しい落語会でした。
特に一之輔流「天狗裁き」はそれぞれのキャラが立っていて絶品です!
そんな中、一之輔さんがYou Tubeから連れてきたという加納真実さんにはぶったまげというか、感性鷲掴みにされたような衝撃を受けました。

見るからに怪しげな女性が、期待を裏切らない怪しいパフォーマンスを炸裂させてくれました。私自身もお初の加納さんでしたが、会場中もたぶん初めて加納さんを見る方ばかりだったのでしょう。舞台に現れた時には怪しさ120%の加納さんに会場中ドン引き!
しかしパフォーマンスが始まると私と友人、あと数人のお客さんが完全にツボに入ってしまい堪えきれず涙を流しながら声を押し殺し笑っていると、仮面舞踏会が始まる頃には会場中、すっかり加納さんの世界に翻弄され、最後には客席が一体化&大爆笑していました。恐るべし!加納真実さん。
そしてそんな加納さんを、見つけ引きずり出してきた一之輔さんの感性に脱帽です。

# by Ricophoo | 2016-03-15 22:59 | 落語 | Comments(0)

シブラク しゃべっちゃいなよ

懸賞 2015年 12月 16日 懸賞

f0036354_23485075.jpg12月15日渋谷ユーロスペースで行われた林家彦いち師匠プレゼンツ「シブラク しゃべっちゃいなよ」を観に行きました。
今年シブラクで彦いち師匠が音頭をとって始めた創作落語のネタおろし会「しゃべっちゃいなよ」の年間創作落語大賞の発表があるとのことで期待に胸を膨らませて行ってきました。

創作落語大賞のノミネート作品の前に「面白い二つ目大賞」の発表が行われ、大賞に選ばれたのは、シブラクの貢献度も高い、皆さん納得の瀧川鯉八さんでした。

そして「奇妙な二つ目大賞」は昔昔亭A太郎さんに決まりました。
鯉八さんはとっても受賞が嬉しそうでしたが、A太郎さんは苦々しい表情。

立川吉笑さん…【tion】
昔昔亭A太郎さん…【未定】
三遊亭粋歌さん…【すぶや】
玉川太福さん…【浪曲 地べたの2人 おかず交換】
立川志ら乃さん…【そばーん】

厳正な審査の前に彦いち師匠の落語が行われました。
林家彦いち師匠…【低酸素長屋】

大賞は玉川太福さんと立川志ら乃さんに決まりました。

作品の完成度の高さから言うと粋歌さんの「すぶや」はイチオシでしたが、初めて聴いた玉川太福さんの浪曲は衝撃的でした。文句なしの面白さ!会場のウケもダントツでしたね。

たぶん浪曲というのは本当はもっとシリアスな流れで行われるものなのでしょうけど、自由な発想と柔軟さでここまで笑いが取れるものだとは思ってもみませんでした。恐るべし!太福さんと浪曲! また太福さんの浪曲が聴いてみたいと思ったのは言うまでもありません。たぶん会場の7割はそう思ったに違いないです。

シブラクは落語はもとより講談や浪曲など特殊な世界と出会うチャンスを与えてくれます。かなり年配の方のものだと思っていた講談や浪曲の世界にも、そこで伝統を受け継いで頑張っている若い人たちがいて、自由な発想と独創性を持ってとてもエネルギッシュに活動されていることを知りました。

食わず嫌いは損をします。とにかくなんでも食べてみないと本当においしいものには出会えない。そんな気がします。

# by Ricophoo | 2015-12-16 23:26 | 落語 | Comments(0)

一之輔勉強会 真一文字の会

懸賞 2015年 12月 16日 懸賞

12月2日国立演芸場で行われた「一之輔勉強会 真一文字の会」を観に行きました。
発売と同時にチケット予約を行ったのに座席は最後部の端っこって一体どういう訳?
開演前配られたチラシなどそれとなく見ているとその理由がなんとなく判明。
この会は一之輔さんの後援会主催のようです。
なんとなくファンかも?的な私達には敷居の高い会だったようです。
最後部のため、なんだか声が遠くてよく聞き取れなかった場面も多々ありちょっと残念な落語会でした。
演目
●しの字嫌い
●長屋の雪見
●文七元結

# by Ricophoo | 2015-12-16 22:41 | 落語 | Comments(0)

A太郎マニアINお江戸日本橋亭

懸賞 2015年 11月 28日 懸賞

f0036354_1322423.jpg11月26日お江戸日本橋亭で行われた「日本橋成金」を観てきました。
17:30開演と言うことで終業後会社を飛び出して全力疾走。前座の方が終わってからの入場でなんとか間に合いました。(17:30開演は勘弁してよ~)

●春風亭柳若さん…【粗忽の釘】この噺は1807年に記録が残っているほど江戸時代から口演されてきた古い噺ですが、若手からベテランまでよく演じられていますね。
柳若さんの演じる主人公の粗忽ぶりというか慌てぶりが笑いを誘います。

●神田松之丞さん(講談)…【播随長兵衛】熱演というのはこの方のためにある言葉ではな
いかと思うほどの迫力の舞台でした。松之丞さんの講談は2度目でしたが、この日もぐいぐいと話に引き込まれていく感じがたまりませんでした。講談というと難しいイメージがありこれまであまり聴く機会がありませんでしたが、松之丞さんの講談のおかげで世界が広がったように感じます。

●立川談幸師匠…【紺屋高尾】立川談志師匠の唯一の内弟子として有名な談幸師匠、今年落語芸術協会へ移籍され、稽古をつけてもらいたい落語芸術協会の若手が目白押しで列をなしているとか。今回若手の会のゲストとしての登場なので、出てこられた瞬間から、やはりその芸とか間とか巧さとか、貫禄が全然違いますね。談幸師匠の移籍ということで新しい風が落語芸術協会にとって更に活性化し盛り上がっていく起爆剤になっていくのではないかと思います。

仲入り

●出演者対談トークショー 談幸師匠を囲んでの出演者によるトークショー。客席、出演者共に聞きたいことが盛り沢山。しかし本音をなかなか聞き出せず…。師匠の優しく穏やかなお人柄がにじみ出る40分間でした。

●瀧川鯉八さん…【春眠】初めて鯉八さんの落語を聴いたのがテレビでやっていたNHK新人落語大賞の舞台でした。「絶対この人が大賞を獲る!」と確信した鯉八さんの「俺ほめ」が忘れられず、いつか、生で聴いてみたいと思っていた夢が叶いました。鯉八さんは一度聴いたら絶対に忘れられなくなるほどの強烈な世界を持っています。誰のマネでもない独特なもの。これは芸能の世界において生きていくには最強の武器となります。聞けば鯉八さんは鯉昇師匠のお弟子さんだとか!納得です。

●昔昔亭A太郎さん…【芝浜】本当は「紺屋高尾」をやるつもりだったけれど談幸師匠がやってしまったのでどうしようか悩んでいたところ他の出演者や客席からの煽りに負けて。談幸師匠に稽古をつけてもらったというA太郎さんの「芝浜」初お披露目でした。
もしかしたら、後々「あのA太郎の「芝浜」を最初に聴いた」ということで人に自慢できるかも知れません。巧かったです。後半ぐっと来ました。
談志師匠のDNAが談幸師匠を経由してA太郎さんに宿ってしまったのかと思うほどでした。

# by Ricophoo | 2015-11-28 13:18 | 落語 | Comments(0)

「渋谷らくご」一周年おめでとう

懸賞 2015年 11月 19日 懸賞

f0036354_23493223.jpg2014年11月、ユーロスペースに於いて始まった「渋谷らくご」が1周年を迎え11月13日から18日まで、いつもより1日多い6日間12公演が行われました。
そんなわけで18日の最終日18:00からの「ふたりらくご」に行ってきました。
この日の「ふたりらくご」は春風亭一之輔さんと柳家喜多八師匠。二席だけの公演なのですが一之輔さんと喜多八師匠の落語が聴けてなんと木戸銭わずか1,200円は破格の値段!
開口一番は一之輔さん「粗忽の釘」。
いつものようにキツイ毒のあるマクラから。渋谷がらみハロウィンネタでガツンと会場中を笑わせつつの「粗忽の釘」。
以前にも聴いた演目ですが、更に余裕さえ感じられるほど、もはや完全に一之輔の「粗忽の釘」にしてしまっているところが素晴らしい。ベテランの貫禄さえ滲み出ているようです。
外はどしゃ降りの雨なのに客席は超満員。ホール落語のチケットもなかなか取り辛くなってきています。一之輔さんは人気も実力も兼ね備えた今もっともエキサイティングな落語家さんでしょう。
二席目は柳家喜多八師匠「首提灯」
前座見習いの女性の肩につかまりながら這うように高座へ上がる喜多八師匠。
ギャグかと思い笑おうと準備していた隣の男性客、どうやらそれがギャグじゃないことに気が付き笑いを押し殺すのに苦労している気配に思わず苦笑。
相当足の具合が良くないのか高座に上がるまでの様子は見ていられないほど。
なんだか高座に上がっても「息が切れる」と言ってるし何となく顔色も冴えない感じ。
大丈夫か?喜多八師匠…
しかしいざ噺が始まると打って変わって力強くそれでいてメリハリの利いた落語に引き込まれました。
「首提灯」は初めて聴く噺で、かなりエキセントリックな内容です。
侍に首を斬られた町人がズレていく首を支えながら歩いて行くところが見せ場なのですが、登場時の喜多八師匠の姿が蘇って臨場感半端ありません。
マジで喜多八師匠の首が取れちゃうんじゃないかとドキドキしました。
渋谷での落語会だけあって、さすがに客層が普段の寄席とまるで違い、20代、30代の若くておしゃれな感じの方が多かったです。
若い人たちにももっと落語の面白さを知ってほしいと新しい切り口の興業内容とスタイルでサンキュータツオ氏が始められたこの「渋谷らくご」も一周年。
着実に渋谷から発信する文化になっているような気がします。

# by Ricophoo | 2015-11-19 23:41 | 落語 | Comments(0)

A太郎マニアIN大江戸あくび亭

懸賞 2015年 11月 16日 懸賞

f0036354_23185019.jpg日比谷にある「大江戸あくび亭」に昔々亭A太郎さんの落語を聴きに行きました。

帝国ホテルの通りを挟んだ向かいにあるビルの一室が11月20日までの期間限定の寄席になっています。木戸銭はたったの1000円。出演は二つ目の落語家さんばかりです。

会社帰りにふらりと立ち寄れるのが魅力です。
A太郎さん以外の出演は柳家やなぎさんと三遊亭日るねさん。
二人のボーダーラインぎりぎりの危ない芸風に少し恐怖を感じながらのA太郎さんの登場に正直ホッとしました。
演目は「八五郎出世」。
テンポもよく歯切れも良し!
A太郎さんの十八番にしても良い感じ。
前回の「紺屋高尾」から、またもやA太郎さんの古典。よく勉強されています。

来年1月には笑福亭鶴瓶師匠との落語会を控えていらっしゃいます。
古典と新作どちらがA太郎さんの魅力を引き出せるか…人ごとながら悩むところです。
今日のあくび亭 客席20席ほどですが大入りが出たそうです。
いよいよ来年はA太郎さんの年になりそうですね。

# by Ricophoo | 2015-11-16 23:13 | 落語 | Comments(0)