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世田谷ハーフ10キロ健康マラソン

懸賞 2006年 11月 19日 懸賞

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11月19日、二子玉川緑地運動公園スタートの
第一回世田谷ハーフマラソン
10キロ健康マラソンの部に参加した。





246を華々しく走るハーフとは違い
地味に、二子玉川緑地から多摩川土手を走る
10キロの健康マラソンだ。
そのため人気度がかなり低いようだ。

それでも会場は、ハーフのゴールにもなっているし
会場のステージでは、ウルトラマンショーや
ダンスやウクレレの演奏なども行なわれ
日大、国士舘、東京農大、駒澤などの各大学の
応援合戦もあり、とても賑やかだった。

空は今にも泣き出しそうな曇り空。
いつ降りだしてもおかしくない嫌な天気。

スタートは、ハーフの最終ランナーがゴール後の
11時40分スタートだ。
11時ギリギリで受付を済ませ、歩いていると
ハーフを走り終え、くつろいでいる
インチワームスのメンバー、スリムアップスリムさんが声を掛けてくれた。
スリムアップスリムさんは体調があまり良くない中
先週の横浜とほぼ同タイムでゴールしたとの事、
私の腹痛をご存知で、「下痢止めあるよ」と言われたが
下痢は過去の話なので丁重にお断りし、気合を貰って別れる。

適当にアップを済ませ、気が付くともうスタートの集合の時間だった。

周りは男子高校生が多く、敵対する高校同士もあるようで
ピリピリした空気も垣間見られた。
ゲストは日本男子マラソン界のエース高岡さんだ!
10キロを一緒に走ってくれるという!(近くで見ると本当かっこいい!)
スタートの合図で一斉に走り出すが
前回のように突っ込んだりはしない。様子を見ながら
徐々にペースを上げていく。

緑地運動公園内を1周、
ところどころ砂地もあり、足を取られ、とても走りにくかった。
その後土手をひたすら走る。
途中から雨が降ってきた。
1キロ4分21秒。まずまずか。
3キロ地点でうしろから、女性の息遣いが聞こえる。
耳もとまで荒い息が近づく。
ぴったり後ろに付かれた様だが、息の荒さに
さほど追い抜かれる恐怖は感じなかった。
少しペースを上げたら、女性の息遣いは遠くなっていった。

4・3キロ地点で折り返しのランナー達が見えてきた。
東京実業の赤いウェアの男子高校生がずらずら~っと通り過ぎていく。(速っ!)
しばらくして高岡さんが来た!
走りながら手を振ったら、爽やかな笑顔で
「がんばりましょう!」と一言。(きゃ~~!)
すっかり舞い上がってしまい、しばしレースであることを忘れた。

4キロ地点を確認できなかったため
自分では、5キロ23、4分だと思っていたが実際
5キロ25分も掛かってしまった。
少しペースを上げていかなきゃ・・・。
前に黒いウェアの女性ランナーが見える。
4、50メートルは先を行っているだろうか?
腕がよく振れていている。足取りも軽そうだ。
ひたすら彼女の背中を見て集中して走る。

土手を降り、会場内へ最後のラストスパート。
結局、距離を縮められないままゴール。
自分の時計では46分16秒。可も無く不可もない平凡なタイムだ。
コンピュータではじき出された完走証がすぐに貰えた。
女性の中では2位だそうだ。
なるほど、やっぱり・・・。
今日は東京国際女子マラソンもあるし、
ほとんどの人がハーフを走っている。
高速女子ランナーは、みんな出払って10キロ健康マラソンなどに
参加する人はいないのだ。
このタイムで2位というのは、これからこの大会に参加する人にとって
かなり敷居が低いだろう。参加者を増やすのに一役かったようだ。
腐っても鯛だ。第一回目の準優勝。素直に喜ぼう。

寒かったとはいえ、全身汗まみれ、雨まみれ。
着替えに行こうとしたら係りの人が
35分から表彰式があるのですぐにステージ横に来て下さいと言われた。
それに素直に従い、ウィンドブレーカーを羽織りステージ横に行くが
ステージではまだウクレレを弾いている。
雨も酷くなってきた。気温も随分下がってきた。
15分、経過。。。
ウクレレが終わったら表彰式かとおもいきや
子供達のダンスが始ってしまった。
寒い・・・・・・・
身体が震えだして止まらなくなってしまった。
ウィンドブレーカーの下にセーターや長袖シャツを着こんだが
寒さが収まらない。
大会本部に行き、「表彰式はまだですか?」と聞いたら
時間が延びているのでまだですと言われた。
その直後、歯がガチガチして、身体が痙攣したように震えだしてしまった。
本部の人が熱いお茶やホカロン、毛布を出してくれたが
一向に震えが収まらない。自分の意識とは別のところから来る震えで
自分でもどうすることもできなかった。
車の中を温かくしたので、そちらで式まで待ってくださいと
VIP待遇。しかし意識も朦朧とし震えが止まらない。
式が始り、一人でぶるぶる震えていた。
メダルと賞状を貰い、息も絶え絶えで、あまりの寒さと震えで
泣きながら逃げるように帰ってきた。
もしかして、コレって低体温症?

やれやれ、健康マラソンで死ぬところだった。

教訓
走り終えたら、即刻着替え。
普段の2、3割り増しで厚着。
温かい飲み物をおなかに入れる。
これ鉄則。

by Ricophoo | 2006-11-19 21:09 | スポーツ

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