さかな君
2007年 10月 24日
特に爬虫類、両生類、魚類には目がない。
先日購入したという魚型の新しいペンケースを見せてくれた。
このペンケース、シャープペン1本と消しゴム、水性ペン1本くらいしか入らない。
実に使えない筆箱だ。
さかなという言葉を聞いて頭にうかぶのは
やはり今「さかな君」ではないだろうか。
お魚コーディネーターとして活躍し
テレビやラジオで引っ張りだこのさかな君。
魚の知識が豊富なだけでなく
実は魚の絵をたくみに描くイラストレーターでもあり
ある時は魚を上手にさばき調理し、
またある時は魚を焼いたニオイだけでその魚が
どんな魚か当ててしまう特技を持っている。
また、東京海洋大学の准教授、水産省水産政策審議会特別委員
千葉県立安房博物館客員研究員なども務めていることは
さかな君通で無い限り意外と知られていない事実である。
頭にはトレードマークである(ハコフグ)のぬいぐるみをかぶり
元気に飛び跳ねながら甲高い声で喋る姿が特に印象的だ。
その声は奇声と言うより絶叫に近い。
以前あまりのテンションの高さからTV番組収録中、
警察が来たという武勇伝も持っている。
息子はさかな君のモノマネが実に上手い。
まださかな君ブームがくる数年前から
鍛錬しているので、自慢じゃないが
さかな君のモノマネに関してだけは
息子の右に出るものはいないんじゃないかと思っている。
「んん~っっ平目はとってもおいしいんですぅ~~っっ!!」
途中で血管が切れてしまうんじゃないかと思われるような
頭から突き出るような奇声。
ただ飛び跳ねるだけだが身体全体が硬直しそうなボディパフォーマンス。
息継ぎの仕方に関しては、ブレスのタイミングが大変難しく
高度のテクニックを要する。
息子がさかな君のモノマネをし終わった後は肩で息をしている。
体力をそうとう消耗しているようだ。
息子は肺に穴が開きやすい体質で
過去に肺気胸で2週間の入院を余儀なくされた事がある。
息子にとって「さかな君」のモノマネはまさに
命を掛けた戦いでもある。
母としては、できればあまりやってほしくないモノマネだが
彼のモチネタとしては唯一メジャーな(一般人に公開可能な)モノマネなので
自己責任のもとで行なうことを約束させ
柱の陰から、涙をそっと流しながら見守っている次第である。
by Ricophoo | 2007-10-24 09:08 | 息子ネタ